スニーカーを選ぶとき、「3E」や「4E」という表示を見かけて、なんとなく「幅広だから足が楽そう」と思っていませんか?実はこれ、多くの人が勘違いしている靴選びの盲点なんです。3eとは実は足の「幅」ではなく「太さ(足囲)」を表す規格で、正しく理解しないと自分に合わない靴を選んでしまう原因になります。
TVショッピングで「幅広4E」と宣伝されている靴を買ったのに痛かった、今まで履いていた靴が急にきつくなった、そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。この記事では、スニーカーの3eについて基礎知識から選び方まで、インターネット上のさまざまな情報を収集・分析し、独自の視点で徹底解説します。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ 3eとは足の「太さ(足囲)」であり「幅」ではないという基本を理解できる |
| ✓ 2e・3e・4eの具体的な違いと測り方が分かる |
| ✓ 自分の足に合った正しいサイズ選びの方法が身につく |
| ✓ メーカーやデザインによる違いと試着の重要性が理解できる |
スニーカー3eとは何かの基礎知識
- スニーカー3eとは「太さ」を示す規格のこと
- 2eと3eの違いは足囲が6mm異なること
- 3eは日本人の足に多い標準的なサイズ
- 幅広だから3eではない!よくある誤解
- 3eと4eの違いを測り方から理解する
- 靴の横幅サイズ表で自分の足を知る方法
スニーカー3eとは「太さ」を示す規格のこと
スニーカーや靴に表記されている「3E(EEE)」とは、JIS(日本工業規格)に基づいた**足囲(そくい)**を表す規格です。足囲とは、足の親指から小指の付け根部分をぐるりと一周した長さのことを指します。
多くの人が「E」を足の幅だと誤解していますが、これは大きな間違い。足の幅は「足幅(そくふく)」と呼ばれ、母指から小指のつけ根までの直線距離を指します。一方、足囲は同じ部分の周囲長、つまり立体的な太さを測定したものなんです。
E、EE、EEE、EEEEの表示は太さでEが多いほど太いことになりますが、決して幅の表記ではありません。
日本の靴サイズ表記では、例えば「23.5cm 3E」と書かれていた場合、23.5cmは足長(かかとから爪先までの長さ)を、3Eは足囲の太さを示しています。この2つの要素が組み合わさって、初めて自分の足に合った靴を見つけることができるわけです。
足囲の規格は、細い方から順にA、B、C、D、E、2E、3E、4E、F、Gと分類されています。Aが最も細く、Gに向かうほど太くなります。ちなみに、海外製品にもDやEの表記がある場合がありますが、これはJISとは異なる基準なので注意が必要です。
この足囲という概念を理解せずに靴を選んでしまうと、「サイズは合っているのに痛い」「幅広を買ったのにきつい」といった問題が起こります。足の形は人それぞれで、同じ足長でも足囲が大きく異なるため、両方の数値を把握することが快適な靴選びの第一歩なのです。
2eと3eの違いは足囲が6mm異なること
2Eと3Eの違いは、実は数値で見るとわずか6mmの差しかありません。しかし、この6mmが履き心地に大きな影響を与えます。
📊 足囲サイズの違い(男性26cmの場合)
| ワイズ表記 | 足囲(mm) | 足幅(mm) |
|---|---|---|
| E | 249 | 102 |
| 2E | 255 | 104 |
| 3E | 261 | 106 |
| 4E | 267 | 108 |
上記の表からも分かるように、サイズが1つ大きくなるごとに足囲は+6mm、足幅は+2mmずつ増えていきます。女性の場合は足囲が男性の-3mm、足幅が男性の-1mm刻みという違いがあります。
一見、たった6mmの差と思うかもしれませんが、足は立体的な構造をしています。足囲が6mm違うということは、足全体を囲む部分が6mm長くなるわけですから、実際の履き心地としてはかなりの違いを感じることになります。
特に注目すべきは、足囲と足幅は連動しているという点です。2Eから3Eに上がると、足囲だけでなく足幅も2mm広がります。つまり、単純に「横幅がきつい」と感じてワンサイズ上げると、周囲全体にもゆとりができることになります。
サイズは日本工業規格 jisで、狭←A・B・C・D・E・2E・3E・4E・F・G→広という展開で分類されています。例えば男性靴26㎝の場合は、E:足囲249㎜ 足幅102㎜、2E:足囲255㎜ 足幅104㎜、3E:足囲261㎜ 足幅106㎜、4E:足囲267㎜ 足幅108㎜です。
この6mmという数値は、靴メーカーの設計上の基準であって、実際の商品では必ずしも厳密に守られているわけではありません。デザインや素材によって、同じ3Eでもフィット感が異なることがあるのはこのためです。
また、2Eと3Eの違いは、単なる数値だけでなく、着用時の足の動きやすさにも影響します。歩行時には足が少し広がりますから、ピッタリすぎるサイズよりも、ある程度のゆとりがある方が疲れにくいとされています。ただし、ゆとりがありすぎると靴の中で足が滑ってしまい、かえって疲労の原因になることもあります。
3eは日本人の足に多い標準的なサイズ
日本人の足は、一般的に3E前後が標準的なサイズとされています。これは長年の靴業界のデータや足型研究から導き出された傾向です。
実は、「日本人は幅広」という認識が広まっていますが、最近の調査ではそれほど極端ではないという見解もあります。むしろ、足のつま先の形状としてエジプト型(親指が最も長い形)が約7割を占めており、この形状が幅広に見える要因になっているかもしれません。
実際、サイズとしては A、B、C、D、E、2E、3E、4E、F、G ←が細く、→が広いとされています。明確なデータは見つけられなかったのですが、最近の人はそこまで幅広ではなく日本人でもDくらいのサイズの方が増えてきているとか。
とはいえ、市場に出回っている靴の多くは3Eや4Eを基準に作られています。これは日本市場のニーズに合わせた結果であり、**3Eが「普通」**という認識が定着している理由でもあります。
🔍 日本人の足型分類
| 足型タイプ | 特徴 | 割合(推定) |
|---|---|---|
| エジプト型 | 親指が最も長い | 約70% |
| ギリシャ型 | 人差し指が最も長い | 約25% |
| スクエア型 | 指の長さがほぼ同じ | 約5% |
ライムガーデンなど、日本人向けのシューズブランドは、エジプト型とギリシャ型を意識した木型(ラスト)を使用していることが多いようです。これにより、3Eという足囲設定でもより多くの人にフィットする設計になっているわけです。
ただし、「3Eだから日本人全員に合う」というわけではありません。個人差は非常に大きく、実際には2Eがぴったりという人もいれば、4Eでないときつい人もいます。自分の足が標準的な3Eかどうかは、一度きちんと測定してみることをおすすめします。
また、年齢によっても足の形は変化します。若い頃は2Eで十分だった人が、年齢を重ねるにつれて足のアーチが低くなり、3Eや4Eが必要になることもあります。これについては後ほど詳しく説明します。
幅広だから3eではない!よくある誤解
「幅広の靴が欲しいから3E」というのは、実は大きな誤解です。先ほども説明したように、Eは足の幅ではなく太さ(足囲)を表しています。
靴の見た目の幅とワイズ表記は必ずしも一致しません。例えば、同じ23.5cmのサイズでも、3Eの靴より4Eの靴の方が見た目の幅が狭い、ということが実際に起こり得ます。
23.5㎝左が3Eで右が4Eの靴、靴底の幅は3Eの方が広い。写真の靴で幅を比較をすると、左の靴(3E)の方が右の靴(4E)より広いことがわかります。幅ではなくて太さの表記なのでデザインによってはよくあることです。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?それは、靴のデザインや木型(ラスト)によって、同じワイズでも形状が異なるからです。
⚠️ よくある誤解と正しい理解
| 誤解 | 正しい理解 |
|---|---|
| 幅広=3E以上 | 幅広とは足幅(直線距離)、Eは足囲(周囲長) |
| 4Eは必ず3Eより広い | デザインによって見た目の幅は逆転することもある |
| TVで「幅広4E」なら安心 | 太さであって幅ではない、試着必須 |
| 3Eなら誰でもフィット | 個人差が大きく、合わない人も多い |
特に問題なのが、TVショッピングなどで「幅広4E」と強調されている靴です。これを見て「幅広だから楽だろう」と思って購入すると、実際には足の形に合わず痛い思いをすることがあります。
足の形は大きく分けて3つのパターンがあります。同じ足長23.5cm、足囲3Eの女性が二人いたとしても、一方は甲高で、もう一方は幅広ということがあるんです。足囲は同じでも、足の立体的な形状が異なるため、同じ3Eの靴でもフィット感が全く違ってくるわけです。
さらに、外反母趾などで足の形が変形している場合、幅は広がっても足囲(太さ)はさほど変わらないケースもあります。このような場合、「幅が広いから4E」と選んでも、実際には指のつけ根の上部に隙間ができてしまい、足が滑って痛みが出ることもあります。
だからこそ、ワイズ表記だけで靴を選ぶのは危険なのです。「幅広」という言葉に惑わされず、実際に試着して自分の足に合うかどうかを確認することが何より重要です。
3eと4eの違いを測り方から理解する
3Eと4Eの違いも、基本的には2Eと3Eと同じく足囲が6mm、足幅が2mm異なります。しかし、正確に自分の足がどちらに当てはまるかを知るには、正しい測り方を理解する必要があります。
足囲と足幅の測り方は意外と知られていません。間違った方法で測定すると、自分に合わないサイズを選んでしまう原因になります。
📏 正しい足囲・足幅の測り方
- 準備するもの
- メジャー(柔らかい布製のもの)
- 定規
- 紙とペン
- 測定のタイミング
- 夕方に測る(足がむくんだ状態)
- 立った状態で測る
- 両足とも測る(左右で差があることが多い)
- 足長の測り方
- 壁に背中をつけて立つ
- かかとを壁につける
- 一番長い指の先端までの長さを測る
- 足囲の測り方
- 親指の付け根から小指の付け根をメジャーで一周する
- きつく締めすぎず、ゆるすぎず適度な力で測る
- 最も出っ張った部分を通るように注意
- 足幅の測り方
- 親指の付け根から小指の付け根まで直線距離を測る
- メジャーではなく定規で測定
測定したら、JIS規格の足囲サイズ表と照らし合わせて、自分がどのワイズに当てはまるかを確認します。足囲を基準にする場合と足幅を基準にする場合があり、メーカーによってどちらを採用しているかが異なる点も覚えておきましょう。
日本の靴のサイズはJIS(日本工業規格)に基づいて足の長さ(足長)と太さ(足囲)、または(足長)と(足幅)に二箇所の寸法を表示するようになっています。
3Eと4Eで迷った場合、一般的には大きめを選ぶ方が良いとされています。理由は、インソールやパッドで調整できるからです。逆に、小さめを選んでしまうと調整の余地がなく、足を痛める原因になります。
ただし、これはあくまで一般論。スポーツシューズなど、足と靴の一体感が求められる用途では、むしろぴったりサイズの方が良い場合もあります。靴の用途によって最適なサイズ感が変わることも理解しておきましょう。
自己測定に不安がある場合は、靴専門店でシューフィッターに計測してもらうことをおすすめします。プロの目で見てもらえば、自分では気づかない足の特徴も分かるかもしれません。
靴の横幅サイズ表で自分の足を知る方法
自分の足のサイズを正確に把握するには、足囲サイズ表を活用するのが確実です。各メーカーやシューフィッター協会が公開しているサイズ表を参考にしましょう。
先ほど測定した足長と足囲(または足幅)の数値を、サイズ表に当てはめていきます。ただし、複数のメーカーのサイズ表を見比べると、微妙に数値が異なることがあります。これは、JIS規格をベースにしつつも、各メーカーが独自に調整を加えているためです。
📋 足囲サイズ表の見方(一例:女性23.5cmの場合)
| ワイズ | 足囲(mm) | 足幅(mm) |
|---|---|---|
| C | 217 | 88 |
| D | 220 | 89 |
| E | 223 | 90 |
| 2E | 226 | 91 |
| 3E | 229 | 92 |
| 4E | 232 | 93 |
例えば、足長23.5cm、足囲230mmの女性の場合、上の表だと3Eと4Eの間に位置します。このような場合、靴の種類や用途によって選択が変わってきます。
サイズ表を見る際の注意点がいくつかあります。まず、足囲と足幅のどちらを基準にしているかを確認すること。同じ3Eでも、足囲基準と足幅基準では適合する足の形が異なります。
次に、左右の足で差がある場合の対処法です。多くの人は左右で足のサイズが微妙に違います。この場合は、大きい方の足を基準にサイズを選ぶのが鉄則です。小さい方に合わせてしまうと、大きい方の足が痛くなってしまいます。
また、足のアーチの高さも重要な要素です。同じ足囲でも、甲高の人と偏平足の人では適した靴が異なります。
🦶 足のアーチタイプ別の特徴
| アーチタイプ | 特徴 | 靴選びのポイント |
|---|---|---|
| 標準型(ナチュラルアーチ) | バランスの取れた足型 | 一般的な靴で対応可能 |
| 甲高型(ハイアーチ) | 土踏まずが高い | 内羽根より外羽根が適する |
| 偏平足型(フラット) | 土踏まずが低い | インソールでサポート推奨 |
甲高の人は、同じ3Eでも内羽根タイプ(紐を通す部分が甲の下にある)の靴だと窮屈に感じることがあります。外羽根タイプ(紐を通す部分が甲の上にある)やモンクストラップ、ローファーなどの方がフィットしやすいとされています。
サイズ表はあくまで目安です。同じ3Eでも、メーカーやデザインによって実際のサイズ感は大きく異なります。特に海外ブランドの場合、JIS規格とは全く異なる基準で作られているため、国内ブランドとは別物と考えた方が良いでしょう。
スニーカー3eとはどう選ぶかの実践ガイド
- 2eがきつい人は3eを選ぶべき理由
- 3eが大きいと感じたら測り方を見直す
- 4eは何センチ?サイズ換算の落とし穴
- メーカーによって3eの大きさが違う事実
- 年齢とともに足の形が変わる可能性
- 試着が最重要!ネット購入時の注意点
- まとめ:スニーカー3eとは正しく理解して快適な靴選びを
2eがきつい人は3eを選ぶべき理由
今まで2Eの靴を履いていて「きつい」「痛い」と感じる人は、3Eへのサイズアップを検討すべきタイミングかもしれません。2Eと3Eでは足囲が6mm、足幅が2mm違うだけですが、この差が履き心地を大きく変えます。
きつさを感じる原因はいくつか考えられます。もっとも多いのが、足の成長や変化です。「昔は2Eで十分だったのに」という人は、足の形が変わっている可能性があります。体重の増加、運動不足による筋力低下、加齢によるアーチの変化など、さまざまな要因で足は変わっていきます。
また、靴の履き方が間違っているケースもあります。かかとをしっかり合わせずに履いたり、紐をきちんと締めていなかったりすると、足が前に滑って指先が圧迫され、きつく感じることがあります。
✅ 2Eから3Eへ変更を検討すべきサイン
- 夕方になると足がむくんで靴がきつくなる
- 親指や小指の付け根が痛い、赤くなる
- 靴を脱いだ後、足に靴の跡がくっきり残る
- 長時間歩くと足が疲れやすい
- 外反母趾の傾向が見られる
3Eに変更するメリットは、足への圧迫が減ることで血行が良くなり、疲労感が軽減される点です。特に立ち仕事や長時間歩く機会が多い人にとっては、このわずかなゆとりが大きな違いを生みます。
ただし、単純にワンサイズ上げればいいというものでもありません。3Eにすることで足囲にゆとりが出すぎると、今度は靴の中で足が滑るという新たな問題が発生します。足が前後に動いてしまうと、指先が靴の先端に当たったり、かかとが抜けやすくなったりして、かえって疲れやすくなることもあります。
理想は、立った状態で足の指が自由に動かせる程度のゆとりがあり、歩いたときにかかとが浮かない程度のフィット感です。2Eがきついからと安易に3Eを選ぶのではなく、実際に試着して歩いてみることが重要です。
また、2Eがきついと感じる場合、本当は足長のサイズアップが必要なケースもあります。足長が小さすぎると、指が曲がって収まるため、相対的に足囲部分が圧迫されてきつく感じることがあるんです。この場合は、ワイズを上げるのではなく、足長を0.5cm~1cm大きくすることで解決することもあります。
靴店で相談する際は、「きつい」という感覚だけでなく、「どこが」「いつ」きついのかを具体的に伝えましょう。プロのアドバイスを受けながら、自分に最適なサイズを見つけることをおすすめします。
3eが大きいと感じたら測り方を見直す
逆に、3Eの靴を履いてみて「大きい」「ゆるい」と感じた場合、いくつかの原因が考えられます。もっとも多いのは、そもそも自分の足が3Eではないというケースです。
「日本人は3Eが標準」という通説を鵜呑みにして、実際に測定せずに3Eを選んでしまう人は少なくありません。先ほど紹介したように、最近ではDや2E程度の人も増えているという説もあります。
3Eが大きいと感じたら、まず足の測り方を見直してみましょう。特に注意したいのが以下のポイントです。
⚠️ 足囲測定でよくある間違い
| 間違った測り方 | 正しい測り方 |
|---|---|
| 座って測定 | 立った状態で測定(体重がかかった状態) |
| 朝一番に測定 | 夕方(足がむくんだ状態)で測定 |
| メジャーをきつく締める | 適度な力加減で測定 |
| 一番太い部分を外している | 親指・小指の付け根の最も出た部分を通す |
| 片足だけ測定 | 両足を測定(通常は右足が大きめ) |
正しく測定し直したら、実は自分は2Eだった、というケースは意外と多いんです。無理に3Eを履き続けると、靴の中で足が滑って新たな足のトラブルを引き起こす可能性があります。
また、3Eが大きいと感じる別の理由として、靴の履き方が間違っていることも考えられます。紐靴の場合、きちんと紐を締めずに履いていると、本来のフィット感が得られません。
🔧 正しい靴の履き方(紐靴の場合)
- かかとを地面にトントンと打ち付けて、かかと部分を靴の後ろに合わせる
- 紐を下から順番に締めていく
- 足首近くは特にしっかりと締める
- 結び目は適度な固さで結ぶ
この正しい履き方をすると、同じ3Eの靴でも驚くほどフィット感が変わることがあります。それでも大きいと感じるなら、2Eへのサイズダウンを検討しましょう。
ただし、サイズダウンする際は足長は変えないのが基本です。足囲だけを小さくすることで、ちょうど良いフィット感が得られるはずです。足長まで小さくしてしまうと、指先が圧迫されて別の問題が発生します。
また、インソール(中敷き)を活用する方法もあります。クッション性のあるインソールを入れることで、足囲のゆとりを適度に埋めることができます。特に土踏まず部分をサポートするタイプのインソールは、フィット感を高めるだけでなく、疲労軽減効果も期待できます。
どうしても迷う場合は、シューフィッターのいる専門店で相談することをおすすめします。足の形は一人ひとり異なるため、プロの目で見てもらうことで、自分では気づかなかった足の特徴が分かることもあります。
4eは何センチ?サイズ換算の落とし穴
「4Eって何センチ?」という質問をよく見かけますが、これ自体が誤解を含んだ質問です。Eは「センチ」という長さの単位ではなく、足囲(周囲長)を表す規格だからです。
4Eは、具体的には足長によって異なる数値になります。例えば、男性26cmの場合は足囲267mm、女性23.5cmの場合は足囲232mm程度が4Eに相当します。つまり、「4E=○○センチ」という単純な換算は存在しないんです。
この誤解が生まれる背景には、「幅が○センチ広い」という感覚的な理解があるのかもしれません。確かに、3Eから4Eになると足幅は2mm(0.2cm)広がりますが、これは足長によって変わらない固定値です。
📐 ワイズ別の足幅増加(3Eを基準)
| 比較 | 足幅の差 | 足囲の差 |
|---|---|---|
| 2E → 3E | +2mm | +6mm |
| 3E → 4E | +2mm | +6mm |
| 2E → 4E | +4mm | +12mm |
見ての通り、ワイズが1つ変わるごとに足幅は2mmずつ増えます。この2mmという数値は足長に関わらず一定ですが、足囲は足長によって基準値が異なるため、4Eの具体的なmmサイズは足長によって変わるわけです。
ここで注意したいのが、海外製の靴です。海外ではJIS規格とは異なる基準が使われており、同じ「4E」や「WIDE」という表記でも、実際のサイズが全く違うことがあります。
JIS(日本工業規格)はその名前の通り、日本での規格のため海外で製造された靴のサイズとは異なります。海外製品にも、DやEなど記載があることはあるのですが、それはJISとは違うため思っていたよりも大きい・小さいということは大いにあります。
アシックスなどのメーカーでは、グローバル共通の足囲タイプを採用しており、「NARROW(ナロー)」「STANDARD(スタンダード)」「WIDE(ワイド)」「EXTRA WIDE(エキストラワイド)」という表記を使っています。この場合、EXTRA WIDEが日本のスーパーワイド(4E相当)に該当しますが、厳密には同一ではありません。
また、「4E相当」という表記にも注意が必要です。これはあくまで「相当」であって、JIS規格の4Eそのものではないことを意味します。メーカーによって解釈が異なるため、同じ「4E相当」でも実際のサイズ感は違うことがあるんです。
さらに混乱を招くのが、メンズとレディースでサイズ基準が違う点です。同じ4Eでも、メンズの26cmとレディースの26cmでは足囲の基準値が異なります(レディースの方が細め)。ユニセックスモデルの場合、どちらの基準で作られているかを確認する必要があります。
結論として、「4Eは何センチ」という質問自体が成立しないことを理解し、自分の足長と足囲の両方を測定した上で、各メーカーのサイズ表と照らし合わせることが正確なサイズ選びにつながります。
メーカーによって3eの大きさが違う事実
同じ「3E」表記でも、メーカーやブランドによって実際のサイズ感が大きく異なるというのは、靴選びで最も注意すべきポイントの一つです。
これは、JIS規格がメーカーに厳密なサイズ管理を義務付けているわけではなく、あくまで目安として参考にされているからです。各メーカーは独自の木型(ラスト)を使って靴を製造しており、同じ3Eでもフィット感が全く違うことは珍しくありません。
🏢 メーカー別の特徴(一般的な傾向)
| メーカー | 特徴 | ワイズ展開 |
|---|---|---|
| アシックス | 日本人の足に合わせた設計、3E相当が多い | ナロー/スタンダード/ワイド/エキストラワイド |
| ニューバランス | 海外基準、表記より細めに感じることも | D/2E/4E など |
| ナイキ | 一般的に細め、日本人には窮屈に感じやすい | 標準/ワイド |
| アディダス | ヨーロッパ基準、やや細めから標準 | レギュラーフィット/ワイドフィット |
| 国内カジュアルブランド | 3E~4Eが中心、ゆったりめが多い | 2E/3E/4E など |
特に海外ブランドの靴を選ぶ際は要注意です。ナイキやアディダスなど、グローバルブランドの靴は欧米人の足型を基準に作られているため、日本のJIS規格とは全く異なる設計になっています。
同じメーカー内でも、モデルやシリーズによってサイズ感が違うことがあります。例えば、スポーツモデルはフィット性を重視して細めに作られている一方、ウォーキングモデルは快適性を重視してゆったりめに作られている傾向があります。
靴を販売する側としては「だいたいこれくらいですね」ということは言えないのです。正確な採寸等はできないからです。これについての一番簡単な方法は、「とにかく一度履いてみてください」という一点に尽きます。
さらに、同じメーカーの同じモデルでも、製造時期や製造国によって微妙にサイズが違うケースもあります。これは製造ライン��の違いや品質管理の問題で、完全に統一するのは難しいのが現実です。
デザインの影響も大きいです。例えば、内羽根タイプと外羽根タイプでは、同じ3E表記でも履いたときの感覚が全く異なります。ハイカットとローカットでも、足首周りのホールド感が違うため、体感的なフィット感は変わってきます。
では、どうすれば自分に合った3Eの靴を見つけられるのでしょうか?答えは、ブランドやモデルごとに試着を重ねて経験を積むことです。
一度気に入ったブランドやモデルが見つかったら、次回も同じものを選ぶという方法もありますが、モデルチェンジでサイズ感が変わることもあるため、やはり試着は欠かせません。
オンラインレビューも参考になりますが、足の形は個人差が大きいため、「大きめ」「小さめ」といった評価も人によって感じ方が違います。あくまで参考程度にとどめ、最終的には自分の足で確かめることが大切です。
年齢とともに足の形が変わる可能性
意外と知られていないのが、足の形は年齢とともに変化するという事実です。「昔は2Eで十分だったのに、最近は3Eでないときつい」という経験をした人は少なくないでしょう。
これは単なる気のせいではなく、実際に足の構造が変わっているんです。加齢に伴う足の変化はいくつかのパターンがあります。
👣 年齢による足の変化パターン
| 変化 | 原因 | 影響 |
|---|---|---|
| 土踏まずの低下 | 筋力低下、靭帯の緩み | 足囲が広がる、偏平足傾向 |
| 幅の増加 | 横アーチの崩れ | 見た目の幅が広がる |
| 外反母趾の進行 | 筋力低下、不適切な靴 | 親指側の幅が特に広がる |
| 足長の微増 | アーチの低下による伸び | 0.5~1cm程度長くなることも |
特に顕著なのが、土踏まず(縦アーチ)の低下です。人間の足裏には、バネの役割を果たす土踏まずがありますが、これは年齢とともに段々と低くなっていきます。
土踏まずは、①足で運動するための動力の「バネ」、②運動した衝撃を緩和する「クッション」、③2本脚を安定させる「バランス」の役割があり、高齢になるほどに減少していきます。
アーチが低くなると、足が横に広がり、相対的に足囲が増加します。その結果、若い頃は2Eでぴったりだった人が、40代、50代になると3Eや4Eが必要になるわけです。
また、体重の増加も足の形に影響します。体重が増えると足にかかる負担が増え、アーチが潰れやすくなります。同じ理由で、妊娠・出産を経験した女性は、産後に足のサイズが変わることがよくあります。
さらに、運動不足による筋力低下も見逃せません。足の筋肉が衰えると、アーチを支える力が弱まり、足が広がりやすくなります。現代人は昔に比べて歩く機会が減っているため、若くても足の筋力が弱い人が増えているといわれています。
興味深いのは、外反母趾の進行によって幅は広がっても太さ(足囲)はさほど変わらないケースもあることです。
外反母趾の場合だと今は幅が4Eで太さはE、20代の頃は幅が2Eで太さはEだった方も多いと思います。幅広くなっても意外に太さの変化なく、形態は平べったくなったということです。
この場合、単純にワイズを上げても解決しないことがあります。足の立体的な形状が変わっているため、専門的なフィッティングやインソールでの調整が必要になるかもしれません。
年齢による足の変化に対応するには、定期的に足のサイズを測り直すことが重要です。理想的には1~2年に一度は計測し、必要に応じてサイズを見直しましょう。
また、日常的な足のケアやトレーニングも効果的です。足指のグーパー運動、タオルギャザー(タオルを足指でたぐり寄せる運動)などを続けることで、アーチの低下を遅らせることができるかもしれません。
靴選びでは、「昔はこのサイズだったから」という過去の経験に固執せず、今の自分の足に合ったサイズを選ぶ柔軟性が大切です。
試着が最重要!ネット購入時の注意点
ここまで3Eについて詳しく説明してきましたが、結論として最も重要なのは実際に試着することです。どんなに正確に足を測定しても、どんなに詳しくサイズ表を研究しても、試着に勝る方法はありません。
特にインターネット通販で靴を買う場合、試着できないというデメリットがあります。しかし、いくつかのポイントを押さえることで、失敗のリスクを減らすことができます。
🛒 ネット購入時のチェックポイント
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 返品・交換ポリシー | 無料交換や返品可能期間を確認 |
| サイズレビュー | 「大きめ」「小さめ」などの傾向をチェック |
| 詳細なサイズ表 | 足長だけでなく足囲の数値も確認 |
| 複数サイズ購入 | 可能なら2サイズ購入して比較 |
| ブランドの特徴 | 過去に履いたことがあるブランドか |
最近では、サイズ交換無料のサービスを提供しているオンラインショップも増えています。例えば、Lime Gardenなどは条件付きでサイズ交換無料サービスを行っており、安心して購入できる環境が整いつつあります。
ネットで購入した靴が届いたら、必ず室内で試着しましょう。外で履いてしまうと返品・交換ができなくなることが多いため、まずは家の中で履き心地を確認します。
試着の際は、以下のポイントをチェックしてください。
✓ 試着時の確認ポイント
- かかとを合わせて履いたとき、つま先に1cm程度のゆとりがあるか
- 足の指が自由に動かせるか
- 親指・小指の付け根が圧迫されていないか
- 甲の部分がきつすぎず、ゆるすぎないか
- かかとが浮かないか(歩いてみて確認)
- 左右両足とも履いて比較する
- 立った状態だけでなく、歩いてみて違和感がないか
- 長時間(15分程度)履いて痛みや違和感が出ないか
特に重要なのが、歩いて確認することです。立っているときは問題なくても、歩くと足が前に滑ったり、かかとが抜けたりすることがあります。できれば室内を何往復か歩いてみて、実際の使用感を確かめましょう。
また、試着は夕方に行うのが理想的です。朝は足がむくんでいないため、朝に合わせた靴を選ぶと、夕方にきつくなる可能性があります。オンライン購入の場合は、届いた靴を夕方に試着することをおすすめします。
靴下の厚みも考慮しましょう。冬用の厚手の靴下で履くのか、夏用の薄手の靴下で履くのかによって、適切なサイズが変わることがあります。実際に使うシーンを想定して試着することが大切です。
もし複数のサイズで迷った場合、大きめを選ぶのが一般的な推奨です。インソールやパッドで調整できるからです。ただし、スポーツ用途など、足と靴の一体感が重要な場合は、この限りではありません。
実店舗で試着する場合は、シューフィッターのいる専門店がおすすめです。プロの目で見てもらうことで、自分では気づかない足の特徴や、最適な靴の選び方を教えてもらえます。特に初めてのブランドやモデルを試す場合は、専門家のアドバイスが非常に役立ちます。
まとめ:スニーカー3eとは正しく理解して快適な靴選びを
最後に記事のポイントをまとめます。
- 3Eとは足の「幅」ではなく「太さ(足囲)」を表すJIS規格である
- 足囲は親指から小指の付け根部分を一周した長さを指す
- 2Eと3Eの違いは足囲6mm、足幅2mmの差がある
- 3Eは日本人に多い標準的なサイズとされているが個人差は大きい
- 「幅広=3E以上」という認識は誤解であり、デザインによって見た目の幅は変わる
- 3Eと4Eも同様に足囲6mm、足幅2mmの差がある
- 正しい足囲の測り方は立った状態で夕方に測定することが重要
- 足囲サイズ表を活用して自分の正確なサイズを把握すべき
- 2Eがきつい人は3Eへの変更を検討するが、単純なサイズアップではなく試着が必須
- 3Eが大きいと感じる場合は測り方を見直すか2Eを試すべき
- 「4Eは何センチ」という質問自体が誤解を含んでおり、足長によって数値が異なる
- 海外ブランドはJIS規格と異なる基準で作られているため注意が必要
- 同じ3E表記でもメーカーやモデルによって実際のサイズ感は大きく異なる
- 年齢とともに足の形は変化し、土踏まずの低下で足囲が広がる傾向がある
- 外反母趾では幅が広がっても足囲はさほど変わらないケースもある
- ネット購入では返品・交換ポリシーを確認し、室内で試着することが重要
- 試着は夕方に行い、実際に歩いて確認することが失敗を防ぐ
- 迷ったら大きめを選ぶのが一般的だがインソールでの調整も検討する
- シューフィッターのいる専門店でプロのアドバイスを受けることも有効
- 「昔のサイズ」に固執せず、定期的に足を測り直して今の自分に合ったサイズを選ぶべきである
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- Eとか4Eとか、靴の表記とはどういう意味? – 靴屋Parede-パレード-のスタッフのまるまるな話
- 商品検索 | ABC-MART 【公式通販】
- 3Eサイズと4Eサイズの違いとは? – Lime Garden
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