ニューバランスのスニーカーを購入する際、「幅D」という表記を見かけたことはありませんか。この「D幅」という表記には、実は多くの方が知らない複雑な背景があり、単純に「D=標準幅」と考えて購入すると、思わぬサイズトラブルに見舞われることがあります。
特に日本で販売されているニューバランスには、アメリカ規格とJIS(日本工業規格)という2つの異なる幅基準が混在しており、同じ「D幅」でも実際の足囲寸法が大きく異なることがあります。この記事では、ニューバランスの幅D表記の真実から、正しいサイズ選びの方法、さらには幅が合わない場合の対処法まで、徹底的に調査した情報をもとに詳しく解説していきます。
この記事のポイント |
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✅ ニューバランス幅D表記の2つの規格の違いが分かる |
✅ アメリカ規格とJIS規格の見分け方を習得できる |
✅ 自分の足に合う幅の選び方が理解できる |
✅ サイズ選びで失敗しないコツを身につけられる |
ニューバランス幅D表記の基礎知識と規格の違い
- ニューバランス幅Dの意味は規格によって大きく異なる
- アメリカ規格とJIS規格の実寸差は約2ワイズ分
- 日本国内で販売される商品は2つの規格が混在している
- 品番検索で海外ヒットの有無により規格を判別できる
- 同じD幅でも履き心地が全く違う理由がある
- 木型の違いがサイズ感に与える影響も大きい
ニューバランス幅Dの意味は規格によって大きく異なる
ニューバランスの「幅D」という表記は、一見すると統一された基準のように見えますが、実際には2つの全く異なる規格が存在しています。
まず理解しておくべき重要なポイントは、ニューバランスがアメリカ発祥のブランドであるということです。本国アメリカでは、当然ながらアメリカ独自の幅基準を使用しています。一方、日本で販売される一部のモデルについては、日本の足型に合わせてJIS規格に準拠した設計・表記が採用されています。
アメリカ規格のD幅は、アメリカ人の足型を基準とした「標準幅」を意味します。しかし、JIS規格のD幅は、日本人の足型を基準とした寸法となっており、同じ「D」という文字でも実際の足囲寸法には大きな差があります。
この違いを理解せずに購入すると、「サイズ表通りなのにきつい」「ゆるすぎて足が泳ぐ」といったトラブルが発生します。特にオンライン購入の場合、この規格の違いによる失敗が非常に多く報告されています。
さらに複雑なのは、同じニューバランスブランド内でも、モデルによってどちらの規格を採用しているかが異なることです。これが、ニューバランスのサイズ選びを困難にしている主な要因といえるでしょう。
アメリカ規格とJIS規格の実寸差は約2ワイズ分
靴の専門家や愛好家の間では、「アメリカ規格と日本のJIS規格では、実ワイズがおおよそ2ワイズずれている」という法則がよく知られています。
📊 規格別ワイズ対応表
アメリカ規格 | JIS規格相当 | 備考 |
---|---|---|
2A (Narrow) | B~C相当 | 細幅 |
B | D相当 | やや細幅 |
D (Medium) | 2E相当 | アメリカ標準幅 |
2E | 4E相当 | 幅広 |
この対応関係から分かることは、アメリカ規格のD幅は、実際にはJIS規格の2E(幅広)程度だということです。逆に、JIS規格のD幅は、アメリカ規格でいうB幅程度の細さになります。
実際の検証例を見てみると、ある足囲測定プロジェクトのレポートでは、同じニューバランスの異なるモデル(WW72のJIS規格D幅とWT1010のアメリカ規格2A幅)を比較したところ、履き心地にそれほど大きな差がないという結果が出ています。これは、「細めのJIS規格D」と「太めのアメリカ規格Narrow」が実質的に近い寸法であることを示しています。
この2ワイズのずれは、単なる表記の違いではなく、実際の製造時の木型(ラスト)から異なっているため、同じブランドの同じサイズでも、規格が違えば全く別の靴と考える必要があります。
日本国内で販売される商品は2つの規格が混在している
日本のニューバランス市場で最も混乱を招いている要因が、アメリカ規格とJIS規格の商品が混在して販売されていることです。
一般的に、以下のような分類になっています:
🏪 販売チャネル別の規格傾向
販売形態 | 主な規格 | 特徴 |
---|---|---|
ニューバランス直営店 | JIS規格中心 | 日本人向け設計 |
一般スポーツ店 | アメリカ規格中心 | 国際モデル |
個人輸入・海外通販 | アメリカ規格のみ | 本国仕様 |
アウトレット | 混在 | 在庫による |
このような混在状況により、同じ店舗内でも異なる規格の商品が並んでいることがあります。そのため、「前回購入したD幅がちょうど良かったから」という理由で同じサイズを選んでも、今度は規格が違って全く合わないということが起こります。
特に注意が必要なのは、楽天市場やAmazonなどのECサイトです。これらのプラットフォームでは、様々な販売者が異なる規格の商品を出品しているため、商品ページの表記だけでは規格を判別することが困難です。
また、セールやアウトレット商品では、過去のモデルが混在することが多く、より一層規格の見極めが重要になります。
品番検索で海外ヒットの有無により規格を判別できる
混在する2つの規格を見分ける最も確実な方法は、商品の品番を海外のショッピングサイトで検索することです。
🔍 規格判別の具体的手順
- 購入予定商品の品番をメモ
- アメリカやヨーロッパのニューバランス公式サイトで検索
- 海外サイトでヒットした場合→アメリカ規格
- 海外サイトでヒットしない場合→JIS規格(日本独自モデル)
この方法は、足の専門家も推奨している確実な判別法です。日本独自のモデルは、基本的に海外では販売されていないため、品番検索で見つからない場合はJIS規格の可能性が高くなります。
例えば、人気の高いWW880シリーズの場合、レディース向けの特定モデルは日本市場専用に開発されており、アメリカ本国のサイトでは該当する品番が見つかりません。一方、ML373やMS327などの定番モデルは、世界共通のアメリカ規格で製造されています。
ただし、この判別法にも注意点があります。季節限定カラーや地域限定モデルの場合、基本モデルはアメリカ規格でも、特定のカラーバリエーションのみ日本独自というケースもあります。
同じD幅でも履き心地が全く違う理由がある
同じ「D幅」表記でも履き心地が大きく異なる理由は、規格の違いだけではありません。木型(ラスト)の形状も大きな影響を与えています。
ニューバランスでは、モデルごとに異なる木型を使用しており、同じ幅表記でも以下のような違いがあります:
👟 木型による違いの例
木型タイプ | 特徴 | 適した足型 |
---|---|---|
NL-1 | つま先が薄くて広い | 前足部が幅広な方 |
PL-1 | 全体的にスリム | 細足の方全般 |
PW-1 | かかと部分が小さめ | かかとの細い方 |
さらに、用途別の設計思想も履き心地に影響します:
- ランニングシューズ:ボール部(足の付け根部分)にゆとりを持たせ、土踏まず部分でしっかり固定
- ウォーキングシューズ:全体的に革靴に近い細身設計で、街履きに適した形状
- カジュアルスニーカー:ファッション性を重視し、すっきりとしたシルエット
このように、同じD幅でも使用目的や木型によって実際のフィット感は大きく変わります。
木型の違いがサイズ感に与える影響も大きい
ニューバランスの木型(ラスト)は、単に幅だけでなく、足の立体的な形状にも大きな影響を与えています。
アメリカのニューバランス公式サイトでは、一部のモデルについて使用している木型の情報を公開しています。例えば、トレイルランニングモデルのWT1010では「NL-1木型」を使用していることが明記されています。
🏗️ 木型が影響する主な要素
- つま先の形状:ポインテッド型 vs スクエア型 vs ラウンド型
- 甲の高さ:ハイアーチ対応 vs 標準 vs ローアーチ対応
- かかとの形状:小さめ vs 標準 vs 大きめ
- 土踏まず部分:しっかり vs ゆるめ
これらの要素が組み合わされることで、同じサイズ表記でも全く異なる履き心地となります。特に、日本人に多い「甲薄・幅狭・かかと小」の足型の場合、木型の選択がフィット感を左右する重要な要因となります。
ニューバランス幅D選びの実践的なコツと対処法
- 自分の足型を正確に把握することが最優先
- ワイズBとDの違いを理解して選択肢を広げる
- レディースとメンズの展開の違いを活用する
- 大きめサイズでの調整方法を知っておく
- 4E展開モデルで幅広足の悩みを解決できる
- 試着時の注意点とオンライン購入のコツ
- まとめ:ニューバランス幅D選びで失敗しないための最終チェックポイント
自分の足型を正確に把握することが最優先
ニューバランスの幅D選びで成功するためには、まず自分の足の正確な寸法を知ることが絶対に必要です。
多くの方が、「だいたい25cmくらい」「幅は普通」といったあいまいな認識でいますが、これでは適切な靴選びはできません。足の測定では、以下の項目を正確に把握する必要があります:
📏 測定すべき足の寸法
測定項目 | 説明 | 重要度 |
---|---|---|
足長(そくちょう) | かかとから最も長い指先まで | ★★★ |
足囲(そくい) | 足の最も幅広な部分の周囲 | ★★★ |
足幅(そくふく) | 足の最も幅広な部分の直線距離 | ★★☆ |
甲回り(こうまわり) | 足の甲の最も高い部分の周囲 | ★★☆ |
特に重要なのが**足囲(そくい)**の測定です。この数値によって、どのワイズが適しているかが決まります。
正確な測定方法は、以下の通りです:
- 夕方の時間帯に測定(足がむくんで一番大きくなっている時)
- 両足とも測定(左右で違いがある場合が多い)
- 立った状態で測定(座った状態では正確な数値が出ない)
- 薄手の靴下を履いた状態で測定
測定は専門店で行うのが理想的ですが、自宅でも可能です。ただし、セルフ測定の場合は必ず複数回測定して平均値を出すことをおすすめします。
ワイズBとDの違いを理解して選択肢を広げる
ニューバランスでは、D幅だけでなく**B幅(やや細幅)**も多くのモデルで展開されています。B幅を選択肢に入れることで、より自分の足に適したサイズを見つけられる可能性が高まります。
👥 ワイズ別の適合する足型
ワイズ | 足囲(25cm基準) | 適した足型 | 特徴 |
---|---|---|---|
B | 約225-235mm | 細足、甲薄 | すっきりしたフィット感 |
D | 約235-245mm | 標準(JIS基準) | 一般的な日本人の足 |
2E | 約245-255mm | やや幅広 | ゆとりのあるフィット感 |
特に、女性の場合はB幅が適しているケースが多いとされています。日本女性の足は、男性と比較して相対的に細い傾向があるためです。
実際の選び方としては:
- D幅がきつく感じる場合 → 2Eを検討
- D幅がゆるく感じる場合 → Bを検討
- 甲が薄い自覚がある場合 → Bから試着開始
ただし、前述した規格の違いも考慮する必要があります。アメリカ規格のB幅は、JIS規格のD幅とほぼ同等の可能性があるため、試着での確認が必須です。
レディースとメンズの展開の違いを活用する
ニューバランスでは、レディースとメンズで展開しているワイズが異なることがあります。この違いを理解して活用することで、より適切なサイズを見つけることができます。
👫 性別による展開の違い
展開 | レディース | メンズ |
---|---|---|
細幅系 | B, D | D |
標準系 | D, 2E | 2E |
幅広系 | 2E, 4E | 2E, 4E |
レディースモデルの方が細幅の選択肢が豊富という特徴があります。そのため、足が細めの男性の場合、レディースモデルを検討することも一つの方法です。
実際に、足が細い男性が以下のような戦略を取ることがあります:
- 25.5cm程度まで:レディースの大きいサイズを検討
- デザインが気になる場合:ユニセックスモデルを中心に探す
- 色の制約:レディース限定カラーも選択肢に
逆に、足が幅広の女性の場合は:
- メンズの小さいサイズを検討(25cm以下の場合)
- メンズの方が4E展開が豊富な場合がある
大きめサイズでの調整方法を知っておく
ニューバランスの幅D選びで重要なのが、適度に大きめのサイズを選んで調整するという考え方です。
きつすぎる靴は調整が困難ですが、少し大きめの靴であれば様々な方法で調整できます。
🛠️ サイズ調整の方法
調整方法 | 効果 | コスト | 難易度 |
---|---|---|---|
インソール追加 | 全体的なフィット改善 | 500-3000円 | 簡単 |
かかとパッド | かかと浮きの防止 | 100-500円 | 簡単 |
タンパッド | 甲の調整 | 100-1000円 | 簡単 |
靴紐の締め方変更 | フィット感の微調整 | 無料 | 簡単 |
特に効果的なのがインソール(中敷き)の活用です。ニューバランス純正のインソールも販売されており、以下のような効果が期待できます:
- クッション性の向上
- アーチサポート効果
- サイズの微調整
- 足の疲労軽減
ただし、大きすぎる靴の調整には限界があります。0.5cm程度の調整が現実的な範囲と考えておきましょう。
4E展開モデルで幅広足の悩みを解決できる
足幅が広い方にとって、ニューバランスの4E(EEEE)展開モデルは救世主的な存在です。
4E展開があるモデルは限られていますが、以下のような特徴があります:
🦶 4E展開の主なモデル
モデル名 | 用途 | 特徴 |
---|---|---|
MW880 | ウォーキング | 安定性重視 |
MW1880 | ウォーキング | クッション性重視 |
M413 | ランニング | エントリーモデル |
ML565 | カジュアル | 街履き対応 |
4Eモデルの選び方のポイント:
- 用途を明確にする(ランニング vs ウォーキング vs 普段履き)
- アッパー素材を確認(合皮 vs メッシュ vs 天然皮革)
- ソールの硬さ(硬め vs 柔らかめ)
ただし、4Eといってもモデルによって実際の幅感は異なるため、可能な限り試着することをおすすめします。
試着時の注意点とオンライン購入のコツ
ニューバランスの幅D選びにおける試着は、通常の試着以上に慎重に行う必要があります。
🏃♀️ 効果的な試着方法
- 両足とも試着(左右差を確認)
- 歩行テスト(店内を数分歩く)
- 時間をかける(最低5分は履き続ける)
- 靴下を持参(普段履く厚さの靴下)
- 夕方に試着(足がむくんでいる状態)
オンライン購入の場合は、以下の戦略が有効です:
💻 オンライン購入の成功法
- 返品・交換保証のあるショップを選ぶ
- 複数サイズを同時注文して比較
- レビューを詳細にチェック(特に同じ足型の人のコメント)
- ブランド公式サイトでの購入を優先
Amazon Prime会員であれば、Try Before You Buy(試着後購入)サービスを利用することで、自宅でじっくり試着できます。
まとめ:ニューバランス幅D選びで失敗しないための最終チェックポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- ニューバランス幅D表記にはアメリカ規格とJIS規格の2つが存在する
- アメリカ規格のD幅はJIS規格の2E相当の幅がある
- 品番で海外サイト検索をすることで規格を判別できる
- 同じD幅でも木型により履き心地が大きく異なる
- 自分の足囲を正確に測定することが最優先である
- B幅も選択肢に入れることでより適切なサイズを見つけられる
- レディースとメンズで展開ワイズが異なることを活用する
- 大きめサイズを選んでインソール等で調整する方法が有効である
- 足幅が広い場合は4E展開モデルを積極的に検討する
- 試着は両足で5分以上行い歩行テストも実施する
- オンライン購入では返品交換保証のある店舗を選ぶ
- 複数サイズの同時注文で比較検討することが重要である
- レビューチェックでは同じ足型の人のコメントを重視する
- 夕方の足がむくんだ状態での試着が理想的である
- 調整用品を活用することで快適性を大幅に向上できる
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://shop.newbalance.jp/guide-sizechart.html
- https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9+d%E5%B9%85/
- http://www.hitradio.ci/detail/1571918678
- https://cicmaglobal.com/product/edit/34443238
- https://www.kokusan-j.co.jp/expressed/92270238
- https://www.thebrowerscompany.com/items/znilf40/39810?key=disclose
- https://www.kokusan-j.co.jp/fearsome/77465839
- https://kokusan-j.co.jp/hemicrany/98925120
- http://sokuihakarou.seesaa.net/article/377616182.html
- https://note.com/arata0358/n/ndb7df7fccc2f
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