「ブルックスのスニーカーって聞いたことある?」と聞かれて、即座に「知ってる!」と答えられる人は、かなりのランニング通かもしれません。実は、アメリカでは超有名なランニングシューズブランドなのに、日本ではまだまだ知られていないという、ちょっと不思議な存在なんです。でも最近、じわじわと注目度が上がってきているんですよね。
この記事では、ブルックスというブランドの魅力や、なぜ日本での認知度が低かったのか、どんなモデルがあるのか、といった疑問を徹底的に掘り下げていきます。1914年創業という100年以上の歴史を持つ老舗ブランドの実力、米国のランニング専門店でシェア1位を獲得している理由、そして日本市場での今後の展開まで、ブルックススニーカーに関する情報を網羅的にお届けします。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ ブルックスは米国ランニング専門店シェア1位の実力派ブランド |
| ✓ 日本での認知度が低かった理由と最近の変化 |
| ✓ 主要モデル(ゴースト、グリセリンなど)の特徴 |
| ✓ 購入できる店舗やオンラインショップの情報 |
ブルックススニーカーの実力と日本市場での立ち位置
- ブルックススニーカーとは米国シェアNo.1の老舗ランニングシューズブランド
- 日本での認知度が低かった理由はスピード志向と異なる開発方針
- ブルックススニーカーの歴史は1914年創業から続く100年以上の伝統
- 日本市場への本格参入は2020年から伊藤忠商事とアキレスが担当
- 評判は安全性と快適性を重視した設計が特徴
- ブルックススニーカーのどこの国かといえばアメリカ・シアトル発祥
ブルックススニーカーとは米国シェアNo.1の老舗ランニングシューズブランド
ブルックス(BROOKS)は、アメリカ・シアトルに本拠を置くランニングシューズの専門ブランドです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、本国アメリカでは米国のランニング専門店への卸販売シェアで堂々の1位を獲得しているんです。これ、実はすごいことなんですよね。
ナイキやアシックス、ニューバランスといった名だたるブランドを抑えてのトップシェアということは、それだけランナーから信頼されているということ。実際、アメリカではランニング専門店に行けば必ずと言っていいほどブルックスの商品が並んでいます。
🏃 ブルックスの市場ポジション
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 創業年 | 1914年 |
| 本社所在地 | アメリカ・シアトル |
| 米国専門店シェア | 第1位 |
| 主なターゲット | 一般ランナー(楽しく安全に走りたい人) |
| 価格帯 | 17,600円~42,900円程度 |
ブルックスの特徴は、**「Run Happy(楽しく走ろう)」**というコンセプトを掲げていること。これは、タイムや距離を追求するよりも、走ること自体を楽しむことを重視する姿勢の表れです。アメリカでは、一般ランナーが自分のペースで走ることを楽しむカルチャーが根付いているため、このコンセプトが多くの支持を集めているんですね。
日本ではアシックスやミズノといった国内ブランドが強いですが、アメリカではブルックスがその立ち位置にいると言っても過言ではありません。ランニングシューズに求められる基本性能——クッション性、安定性、耐久性——をしっかりと押さえた製品作りが、長年の支持につながっているのでしょう。
さらに、ブルックスは環境への取り組みにも力を入れています。公式サイトでは「Our People and Planet Path」という取り組みを紹介しており、サステナビリティを重視した製品開発を進めているとのこと。これも現代のランナーに支持される理由の一つかもしれません。
また、ブルックスは製品カテゴリーをロードランニング、レーシング、トレイルランニング、ウォーキングなどシーンごとに分けて展開しています。それぞれのシーンに最適化されたシューズを提供することで、幅広いユーザーのニーズに応えているんです。
日本での認知度が低かった理由はスピード志向と異なる開発方針
では、なぜこれほどの実力を持つブランドが、日本ではあまり知られていないのでしょうか?WWDJAPANの記事によると、その理由は大きく分けて2つあるとされています。
**1つ目は、日本の一般ランナーがスピードを追求する傾向にあること。**日本では、市民ランナーであってもフルマラソンで3時間切りを目指すなど、タイムを意識して走る人が多いんです。箱根駅伝に代表されるように、学生の駅伝レースが国民的な関心事となっていることも、この傾向を後押ししています。
WWDJAPANの記事では、ブルックスのアジア太平洋&南米ディレクターが「日本は一般ランナーも速さを追求する」と指摘しており、歴史的にスピードシューズを開発してこなかったブルックスとの相性が悪かったと分析しています。
出典:日本人がなぜか知らない老舗ランニングシューズ「ブルックス」 米国のラン専門店でシェア1位 – WWDJAPAN
一方、ブルックスが重視してきたのは、「安全に楽しく走れること」。タイムよりも、ケガをせずに長く走り続けられることを優先した製品開発を行ってきました。このギャップが、日本市場での認知度の低さにつながっていたというわけです。
2つ目は、日本人がスニーカーをライフスタイルやファッションの文脈で捉える傾向が強いこと。日本では、ランニングシューズを街履きとして使う人も多く、デザイン性が重視されます。しかし、ブルックスはあくまでパフォーマンス重視の「無骨」なデザインが中心で、ファッションスニーカーとしての展開が遅れていました。
✓ 日本市場の特徴
- フルマラソンでのタイム向上を目指す市民ランナーが多い
- 箱根駅伝などの学生駅伝への関心が高い
- スニーカーをファッションアイテムとして捉える文化
- レトロランニングシューズのブームなど、デザイン性重視の傾向
✓ ブルックスの従来の方針
- 安全性と快適性を最優先
- タイムよりも「楽しく走ること」を重視
- パフォーマンス特化の無骨なデザイン
- ファッション性よりも機能性
この2つの理由により、日本市場では長らく存在感を示せずにいたのです。アシックスやニューバランスといった競合ブランドが、パフォーマンスとファッション性の両立に成功している中、ブルックスは日本では「知る人ぞ知る」存在に留まっていました。
ブルックススニーカーの歴史は1914年創業から続く100年以上の伝統
ブルックスの歴史は、なんと1914年にまで遡ります。創業から100年以上という老舗ブランドなんですね。長い歴史の中で、ランニングシューズの技術革新を牽引してきた存在でもあります。
創業当初は、さまざまなスポーツ用品を手掛けていたブルックスですが、1970年代からランニングシューズに特化する方向へと舵を切りました。このタイミングは、アメリカでジョギングブームが起こった時期と重なります。一般市民がランニングを楽しむ文化が広がる中、ブルックスは**「走ることを楽しむすべての人」**をターゲットに据えた製品開発を進めてきました。
📚 ブルックスの歴史年表
| 年代 | 出来事 |
|---|---|
| 1914年 | アメリカ・フィラデルフィアで創業 |
| 1970年代 | ランニングシューズに特化する方向へ |
| 2000年代 | 「Run Happy」コンセプトの確立 |
| 2019年 | 伊藤忠商事が日本市場の独占輸入販売権を取得 |
| 2020年 | アキレスを通じて日本国内での本格販売開始 |
| 2024年 | 箱根駅伝に初めて着用者が出場 |
ブルックスが大切にしてきたのは、「ランニングの変革力を信じること」。公式サイトにも「私たちはランニングの変革力を信じています」というメッセージが掲げられています。走ることで人生がより良くなる、走るたびに最高の自分に近づける——そんな哲学が、ブルックスの製品作りの根底にあるんです。
技術面では、独自のクッショニング技術「DNA」シリーズを開発。ランナーの体重や走り方に応じて適切なクッション性を提供する技術で、多くのモデルに搭載されています。また、**走行サポート機能「GuideRails」**を採用したモデルもあり、過度な内側への倒れ込みを防いでケガのリスクを軽減する設計になっています。
一般的には、老舗ブランドは伝統にこだわりすぎて革新性を失いがちですが、ブルックスは「安全に楽しく走る」という軸を保ちながら、技術革新を続けてきました。それが100年以上続くブランドの強さなのかもしれません。
日本市場への本格参入は2020年から伊藤忠商事とアキレスが担当
ブルックスが日本市場に本格参入したのは、実は比較的最近のこと。2019年に伊藤忠商事が日本市場での独占輸入販売権を取得し、翌2020年春夏から子ども用スニーカー「瞬足」で知られるアキレスを通じて国内販売を開始しました。
伊藤忠商事がブルックスに注目した理由は明確です。「米国でこれだけ知名度があるブランドなんだから、日本でのポテンシャルも高いはず」という判断だったと推測されます。実際、近年のランニング人口の増加や健康志向の高まりを考えると、ブルックスの「安全に楽しく走る」というコンセプトは日本市場にもマッチする可能性があります。
アキレスとの提携も戦略的な意味があります。アキレスは日本全国に流通網を持ち、量販店からスポーツ専門店まで幅広い販路を確保しています。また、「瞬足」という子ども向けシューズで培った技術とノウハウも、ブルックスの日本展開に活かせるでしょう。
✅ 日本での販売チャネル
- ブルックス公式オンラインショップ(10,000円以上送料無料)
- ABC-MART(全国展開のスポーツシューズ専門店)
- スーパースポーツゼビオ(スポーツ用品大手)
- 楽天市場、Amazon などのECモール
- アキレスショップ楽天市場店
価格設定を見ると、エントリーモデルは17,600円程度から、ハイエンドモデルは40,000円を超えるものまで幅広くラインナップされています。日本のランニングシューズ市場における一般的な価格帯と言えるでしょう。
また、日本市場に本格参入してから、ブルックスは前述の2つの課題——スピード志向への対応とファッション性の向上——に取り組み始めています。スピードシューズの開発やファッションブランドとのコラボレーションなど、日本のランナーのニーズに合わせた製品展開を進めているんです。
評判は安全性と快適性を重視した設計が特徴
ブルックスの評判を語る上で外せないのが、**「クセがないのにクセになる履き心地」**という評価です。公式サイトのマガジン記事でも、新モデル「Ghost17」について「クセがないのにクセになる履き心地」という表現が使われています。
これは、特定のランナーに特化した設計ではなく、幅広いランナーが快適に走れる汎用性の高さを意味しています。初心者からベテランランナーまで、誰でも履きやすいというのがブルックスの大きな魅力なんです。
👟 ブルックスの設計思想
| 要素 | 特徴 |
|---|---|
| クッション性 | DNA技術による体重・走法に応じた最適なクッション |
| 安定性 | GuideRails機能で過度な内側への倒れ込みを防止 |
| 耐久性 | 長距離走行にも耐えうる素材選定 |
| 汎用性 | 特定のランナーに偏らない幅広い対応力 |
| 通気性 | メッシュアッパーによる快適な履き心地 |
実際のユーザーレビューを見ると、「足が痛くならない」「長時間履いても疲れない」「クッション性が高い」といった評価が目立ちます。楽天市場のレビューでは、特に「ゴースト15」「ゴースト16」といったモデルに高評価が集まっています。
また、ブルックスは足幅のバリエーションも豊富です。標準幅(D、B)に加えて、ワイド(2E)、スーパーワイド(4E)といった幅広モデルも展開しており、日本人の足型にも配慮されています。これは日本市場を意識した展開と言えるでしょう。
一方で、デザイン面では「地味」「無骨」といった声もあります。これは前述のとおり、ブルックスが長年パフォーマンス重視の姿勢を貫いてきた結果です。ただし、最近ではカラーバリエーションを増やしたり、ファッションブランドとのコラボモデルを展開したりと、デザイン面でも変化が見られます。
ブルックススニーカーのどこの国かといえばアメリカ・シアトル発祥
「ブルックスってどこの国のブランド?」という疑問を持つ方も多いでしょう。答えはアメリカ・シアトルです。シアトルといえば、スターバックスやAmazonの発祥地としても知られる、アメリカ西海岸の都市ですね。
シアトルは雨が多い気候で知られていますが、同時にアウトドアやランニングの文化が根付いている地域でもあります。美しい自然に囲まれ、健康的なライフスタイルを重視する風土が、ブルックスのブランド哲学にも影響を与えているのかもしれません。
ブルックスはアメリカブランドでありながら、グローバル展開も積極的に行っています。アジア太平洋地域や南米にもディレクターを置き、各地域の市場特性に合わせた製品展開を進めています。日本市場への本格参入も、このグローバル戦略の一環と言えるでしょう。
ちなみに、「ブルックス」と聞いて「ブルックスブラザーズ」(高級紳士服ブランド)を思い浮かべる人も少なくないようです。実際、WWDJAPANの記事でも「少なくない頻度で『ブルックスブラザーズ』と勘違いされます」と書かれています。確かに名前は似ていますが、全く別の会社なのでご注意を。
🌍 グローバル展開の状況
- 本社:アメリカ・シアトル
- 主要市場:北米、ヨーロッパ、アジア太平洋
- 日本での展開:2020年から本格開始
- 販売パートナー:伊藤忠商事、アキレス
製造に関しては、多くのスポーツシューズブランドと同様、アジアの工場で生産されています。楽天市場やAmazonの商品情報を見ると、生産国としてベトナム、中国、インドネシアなどが記載されています。これは品質を保ちながらコストを抑えるための一般的な戦略です。
ブルックススニーカーの選び方とラインナップ完全ガイド
- ブルックススニーカーのおしゃれなモデルはサタデーズNYCコラボが人気
- ゴーストシリーズは不動の人気No.1モデル
- レディースモデルは足幅B(レギュラー)が基本設定
- グリセリンシリーズは最高レベルのクッション性を誇る
- 店舗で購入するならABC-MARTやゼビオがおすすめ
- ゴアテックス搭載モデルは防水性能が魅力
- まとめ:ブルックススニーカーは実力派の選択肢
ブルックススニーカーのおしゃれなモデルはサタデーズNYCコラボが人気
「ブルックスのシューズは機能的だけど、デザインがちょっと地味かも…」そんな声に応えるように、ブルックスは2024年11月にサタデーズニューヨークシティ(SATURDAYS NYC)とのコラボモデルを発売しました。これが日本のファッション感度の高い層から注目を集めているんです。
サタデーズNYCは、ニューヨーク発のライフスタイルブランドで、サーフカルチャーとアーバンスタイルを融合させたアイテムで知られています。日本では株式会社ジュンが事業を展開しており、おしゃれなセレクトショップとして人気があります。
🎨 サタデーズNYCコラボの特徴
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ベースモデル | Ghost(ゴースト)シリーズ |
| 価格 | 24,200円(税込) |
| カラー | 落ち着いたニットアッパー |
| 販売地域 | 日本、アメリカ、オーストラリア |
| 反響 | 特にニューヨークで即完売 |
このコラボモデルの特徴は、インラインではなかなか見られない落ち着いた色合いのニットアッパー。おしゃれな雰囲気がありながら、ブルックスの技術力はしっかりと詰め込まれているという、まさに機能とデザインの融合です。
WWDJAPANの記事によれば、特に本国のニューヨークでは「非常に反響が大きくて、すぐに売り切れていた」とのこと。ファッション感度の高いニューヨーカーが認めたデザインということで、日本でも注目度が高まっています。
ちなみに、ブルックスはファッションスニーカーとしての展開を強化するため、2025年には過去のアーカイブモデルの復刻販売も予定しているそうです。世界的なトレンドとなっているレトロランニングのテイストに合致するシューズを打ち出していくとのことで、今後ますますおしゃれなラインナップが増えていくかもしれません。
✨ ファッション展開の方向性
- サタデーズNYCなどとのコラボレーション
- アーカイブモデルの復刻販売(2025年予定)
- レトロランニングテーストの強化
- カラーバリエーションの拡充
ABC-MARTでも、ブルックスのモデルがセール価格で販売されることがあります。定価よりも30〜50%オフになっているモデルもあるので、おしゃれなブルックスを手頃な価格で手に入れたいなら、定期的にチェックするのがおすすめです。
ゴーストシリーズは不動の人気No.1モデル
ブルックスのラインナップの中で、「Ghost(ゴースト)」シリーズは不動の人気No.1と言っても過言ではありません。公式サイトでも「不動の人気No.1モデル」として紹介されており、初めてブルックスを買う人にもおすすめのモデルです。
最新モデルは「Ghost17」で、価格は18,700円(税込)。前モデルの「Ghost16」「Ghost15」も併売されており、型落ちモデルなら10,000円前後で購入できることもあります。楽天市場やAmazonでは、セール時に大幅割引されることもあるので要チェックです。
👻 ゴーストシリーズの特徴
| 項目 | Ghost17の仕様 |
|---|---|
| 価格 | 18,700円(税込) |
| 重量 | 約290g(27cm・メンズ) |
| ドロップ | 10mm |
| ソール厚さ | 37mm-27mm |
| 足幅 | D(標準)、2E(ワイド)、B(レディース) |
| 主な機能 | DNA LOFTクッション、セグメンテッドクラッシュパッド |
ゴーストシリーズの最大の特徴は、「クセがないのにクセになる履き心地」。公式サイトのレビュー記事でもこの表現が使われていますが、まさにその通りで、特定の走法に特化していない汎用性の高さが魅力です。
初心者ランナーからベテランまで、ジョギングからトレーニングまで、幅広いシーンで使える万能モデル。クッション性と反発性のバランスが良く、長距離走行でも疲れにくいという評価が多く見られます。
楽天市場のレビューを見ると、「足が全然痛くならなかった」「クッション性抜群」「毎日履いて登園している」といった高評価が並んでいます。特にゴースト15は4.5〜5つ星の評価が多く、ユーザー満足度の高さがうかがえます。
また、ゴーストシリーズには**厚底モデルの「Ghost MAX」**も存在します。こちらは通常のゴーストよりもさらにクッション性を高めたモデルで、価格は22,000円〜27,500円程度。厚底ブームに乗って人気が高まっているモデルです。
✅ ゴーストシリーズのラインナップ
- Ghost 17(最新モデル):18,700円
- Ghost 16(前モデル):14,080円〜17,600円
- Ghost 15(型落ち):9,900円〜14,080円
- Ghost MAX(厚底モデル):22,000円〜27,500円
- Ghost GTX(防水モデル):25,300円〜27,500円
カラーバリエーションも豊富で、メンズはブラック、ホワイト、グレー、ネイビー、ベージュなど。レディースはこれに加えてピンク、パープル、ブラウンなども展開されています。シンプルなモノトーンから明るいカラーまで揃っているので、好みに合わせて選べます。
レディースモデルは足幅B(レギュラー)が基本設定
ブルックスのレディースモデルを選ぶ際に知っておきたいのが、**基本の足幅がB(レギュラー)**という点です。これは日本のブランドと比較するとやや細めの設定かもしれません。日本人女性の足は幅広の傾向があるため、この点は要注意です。
もし足幅が広めの方や、ゆったり履きたい方は、ワイド(2E)モデルを選ぶことをおすすめします。ゴーストやアドレナリンGTSなど、人気モデルにはワイド設定も用意されているので安心です。
👠 レディースモデルの展開
| モデル名 | 価格帯 | 特徴 | 足幅オプション |
|---|---|---|---|
| Ghost 17 | 18,700円 | 万能型、初心者〜中級者向け | B、2E(ワイド) |
| Glycerin 22 | 25,300円 | 最高クッション、長距離向け | B |
| Adrenaline GTS 25 | 22,000円 | 安定性重視、初心者向け | B、2E(ワイド) |
| Hyperion 3 | 22,000円 | スピード重視、中級者〜 | B |
| Launch 11 | 17,600円 | 軽量、スピード練習向け | B |
レディースモデルで特に人気なのは、やはりゴースト17。楽天市場では「足馴染みも良さそう」「気に入った様で毎日履いて登園してます」といったレビューが見られます。また、カラーバリエーションが豊富な点も女性に支持される理由の一つです。
グリセリン22は、**「最高レベルのクッション性」**を誇るモデル。価格は25,300円とやや高めですが、長距離ランナーや膝への負担が気になる方には特におすすめです。「グリセリン史上最も柔らかい」というキャッチコピーで展開されています。
アドレナリンGTS25は、「GuideRails」という走行サポート機能を搭載したモデル。過度な内側への倒れ込みを防ぐ設計で、初心者ランナーや膝に不安がある方に人気です。こちらも2Eワイドモデルが用意されています。
✨ レディースモデル選びのポイント
- 足幅が広めならワイド(2E)モデルを選ぶ
- 初心者ならゴーストかアドレナリンGTS
- 長距離メインならグリセリン
- スピード練習ならハイペリオンやローンチ
- カラーで選ぶのも楽しい
サイズ展開は22.0cm〜26.0cmが一般的です。ABC-MARTやゼビオなどの実店舗で試着してから購入するのが理想的ですが、オンラインで購入する場合は、普段履いているサイズより0.5cm大きめを選ぶのが一般的なセオリーです。
グリセリンシリーズは最高レベルのクッション性を誇る
「とにかくクッション性重視!」という方におすすめなのが、Glycerin(グリセリン)シリーズです。公式サイトでも「最もクッション性が高いモデル」として紹介されており、長距離ランナーやフルマラソンに挑戦する方に人気のモデルです。
最新モデルは「Glycerin 22」で、価格は25,300円(税込)。ゴーストシリーズよりも6,000円ほど高いですが、その分クッション性能は別格です。「グリセリン史上最も柔らかい」というキャッチコピーの通り、足への衝撃を最大限吸収してくれます。
🍯 グリセリンシリーズの特徴
| 項目 | Glycerin 22の仕様 |
|---|---|
| 価格 | 25,300円(税込) |
| クッション技術 | DNA LOFT v3(最新) |
| ドロップ | 10mm |
| 対象ランナー | 長距離、フルマラソン挑戦者 |
| 主な機能 | 最高レベルのクッション性、快適なフィット感 |
グリセリンシリーズの最大の魅力は、DNA LOFT v3という最新のクッション技術を採用している点。これはブルックス独自の技術で、柔らかさと反発性を両立させたクッション材です。長時間走っても足が疲れにくく、膝や腰への負担も軽減できます。
また、グリセリンには**「Glycerin MAX」**という厚底モデルも存在します。価格は27,500円(税込)と最上位モデルですが、さらにクッション性を高めたい方にはこちらがおすすめ。厚底ブームの中、注目度が高まっているモデルです。
楽天市場のレビューを見ると、「クッション性抜群」「長距離でも疲れない」「膝への負担が減った」といった評価が目立ちます。特にフルマラソンに挑戦する方や、膝に不安がある方からの支持が厚いようです。
一方で、「重い」という声もあります。クッション性を重視している分、ゴーストシリーズと比較すると重量はやや重め。スピード練習よりも、ゆっくり長く走るジョギングやLSD(Long Slow Distance)トレーニングに適しているでしょう。
🏃♀️ グリセリンが向いている人
- フルマラソンに挑戦する方
- 長距離をゆっくり走るのが好きな方
- 膝や腰への負担が気になる方
- クッション性を最優先したい方
- 体重が重めの方(しっかりと衝撃を吸収)
グリセリンシリーズにもGTS(Go-To-Support)モデルが存在します。「Glycerin GTS 22」は、グリセリンの高いクッション性に加えて、GuideRails機能による走行サポートも搭載。価格は25,300円で、安定性も求める方にはこちらがおすすめです。
カラーバリエーションは、メンズがブラック、グレー、ネイビーなどのベーシックカラー中心。レディースはグレーローズ、ラベンダーなど、やや明るめのカラーも展開されています。機能性だけでなく、見た目の好みでも選べるのは嬉しいポイントです。
店舗で購入するならABC-MARTやゼビオがおすすめ
「やっぱり実際に履いて試してから買いたい」という方も多いですよね。ブルックスのシューズは、日本国内の複数の店舗で取り扱いがあります。特におすすめなのは、ABC-MARTとスーパースポーツゼビオです。
ABC-MARTは全国に店舗を展開する大手シューズチェーン。ブルックスの取り扱いモデル数も比較的多く、都市部の大型店舗なら複数のモデルを試着できるでしょう。また、セールやアウトレット品も扱っているため、お得に購入できるチャンスもあります。
🏪 ブルックスを取り扱う主要店舗
| 店舗名 | 特徴 | 取り扱いモデル数 |
|---|---|---|
| ABC-MART | 全国展開、セール頻度高 | 多い(50〜96モデル) |
| スーパースポーツゼビオ | スポーツ専門店、専門知識豊富 | 多い(43モデル) |
| ブルックス公式ショップ | 最新モデル確実、10,000円以上送料無料 | 最多(全モデル) |
| アキレスショップ | 楽天内の公式ストア、品揃え豊富 | 多い |
ABC-MARTのオンラインサイトで在庫状況を確認すると、ゴースト16、ゴースト17、グリセリン21、グリセリン22、アドレナリンGTS24などの人気モデルが揃っています。セール価格で30〜40%オフになっているモデルもあるので、お得に購入したいなら要チェックです。
スーパースポーツゼビオは、ランニングシューズの専門知識を持ったスタッフが多いのが特徴。足型測定のサービスを提供している店舗もあり、自分の足に最適なシューズを選ぶサポートをしてくれます。初めてランニングシューズを買う方には特におすすめです。
✅ 店舗で購入するメリット
- 実際に履いて試せる
- スタッフに相談できる
- 足型測定サービスが受けられる(一部店舗)
- セール品やアウトレット品が見つかる
- その場で持ち帰れる
一方、最も品揃えが豊富なのは、やはりブルックス公式オンラインショップです。最新モデルは確実に揃っていますし、限定カラーや25周年記念モデルなど、他では手に入らないモデルも販売されています。10,000円以上の購入で送料無料なので、実店舗で試着してサイズを確認してから公式サイトで購入するのも賢い選択肢です。
楽天市場やAmazonでは、型落ちモデルが大幅割引されていることもあります。特にゴースト15やグリセリン20など、1〜2世代前のモデルなら定価の半額近くで購入できることも。最新技術にこだわらないなら、こうしたECサイトでの購入も検討してみてください。
ゴアテックス搭載モデルは防水性能が魅力
雨の日でもランニングを続けたい、という方におすすめなのがゴアテックス(GORE-TEX)搭載モデルです。ブルックスでは、人気のゴーストシリーズにゴアテックス版が用意されており、防水性能を備えながらも快適な履き心地を実現しています。
最新モデルは「Ghost 17 GTX」で、価格は27,500円(税込)。通常のゴースト17が18,700円なので、約9,000円の価格差がありますが、その分防水性能という大きなメリットがあります。雨の日や雪の日でも足元を濡らさずに走れるのは、オールシーズンランナーにとって嬉しいポイントです。
☔ ゴアテックスモデルの特徴
| 項目 | Ghost 17 GTXの仕様 |
|---|---|
| 価格 | 27,500円(税込) |
| 防水性能 | GORE-TEX搭載(完全防水) |
| 通気性 | ゴアテックスメンブレンによる透湿性 |
| 重量 | 通常モデルよりやや重い |
| 適用シーズン | オールシーズン、特に雨天・冬季 |
ゴアテックスの最大の特徴は、**「防水性と透湿性の両立」**です。外からの水は通さないけれど、内側の蒸れは外に逃がしてくれる。この技術により、雨の日でも快適に走ることができます。
Amazonのレビューを見ると、「防水性能は確か」「雨の日でも安心」といった評価がある一方、「通常モデルより重い」「夏場は暑い」という声もあります。確かに、防水性を確保するために通常モデルよりも重くなるのは避けられない面があります。
また、価格面でも通常モデルより高額になるため、「雨の日は走らない」という方にとっては必須ではないかもしれません。ただし、通勤ランを日課にしている方や、マラソン大会で雨に当たる可能性がある方には、持っておいて損はないモデルです。
🌧️ ゴアテックスモデルが向いている人
- 雨の日でもランニングを続けたい方
- 通勤ランを日課にしている方
- 冬季のランニングが多い方
- マラソン大会に頻繁に出場する方
- 1足で通年使いたい方
ゴアテックスモデルは、ゴーストシリーズ以外にも展開されています。楽天市場やAmazonで「ブルックス GTX」と検索すると、ディバイド6 GTX(トレイルランニングシューズ)など、他のモデルも見つかります。トレイルランニングをする方には、防水性能はほぼ必須と言えるでしょう。
メンテナンスに関しては、ゴアテックスシューズは定期的な防水スプレーの使用がおすすめです。ゴアテックス自体は劣化しにくい素材ですが、アッパー素材の撥水性は使用とともに低下するため、定期的なケアが長持ちの秘訣です。
まとめ:ブルックススニーカーは実力派の選択肢として注目度上昇中
最後に記事のポイントをまとめます。
- ブルックスは1914年創業、米国シアトル発の老舗ランニングシューズブランドである
- 米国のランニング専門店への卸販売シェアで堂々の1位を獲得している
- 日本での認知度が低かった理由はスピード志向と異なる開発方針にあった
- 2019年に伊藤忠商事が日本市場の独占輸入販売権を取得し、2020年から本格展開開始
- ゴーストシリーズは不動の人気No.1モデルで、初心者からベテランまで幅広く対応
- グリセリンシリーズは最高レベルのクッション性を誇り、長距離ランナーに人気
- アドレナリンGTSシリーズはGuideRails機能搭載で安定性重視の設計
- ハイペリオンシリーズはスピードシューズとして箱根駅伝にも登場
- サタデーズNYCとのコラボモデルでファッション性も向上
- レディースモデルは足幅B(レギュラー)が基本だがワイド設定もあり
- ゴアテックスモデルは防水性能を備えオールシーズン対応
- ABC-MARTやスーパースポーツゼビオなど全国の店舗で購入可能
- 公式オンラインショップでは10,000円以上で送料無料
- 楽天市場やAmazonでは型落ちモデルが割引価格で購入できる
- 価格帯は17,600円〜42,900円程度と幅広いラインナップ
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- BROOKS ブルックス公式通販 | ランニングシューズの専門ブランド
- ブルックス – アキレスウェブショップ
- 日本人がなぜか知らない老舗ランニングシューズ「ブルックス」 米国のラン専門店でシェア1位 – WWDJAPAN
- 【楽天市場】ブルックス スニーカーの通販
- 商品検索 | ABC-MART 【公式通販】
- Amazon.co.jp: ブルックス ランニングシューズ
- ブルックス | スポーツ用品はスーパースポーツゼビオ
- 【楽天市場】ブルックス ランニングシューズの通販
- Reddit – CleaningTips: Tips on getting dirt creases out of brooks
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