モンクレール修理を正規店で依頼する際の値段と手続き方法を徹底解説！専門店との違いも比較｜HAUTE-LINEUP(オートラインナップ)：エルメス・ヴィトン・ハイブランド

大切なモンクレールのダウンジャケットが破れてしまったり、ファスナーが壊れてしまった時、どこに修理を依頼すべきか迷う方は多いでしょう。特に高級ブランドであるモンクレールの修理となると、正規店での値段や品質、専門店との違いが気になるところです。

本記事では、モンクレール正規店での修理料金の詳細から手続き方法、さらには専門修理店との料金比較まで、実際の事例をもとに徹底的に調査した結果をお伝えします。ファスナー交換からダウンの補修、クリーニングまで、あらゆる修理内容の値段と期間を網羅的にご紹介いたします。

この記事のポイント
✅ モンクレール正規店での修理料金の具体的な金額がわかる
✅ 正規店と専門店の修理内容・料金・期間の違いが明確になる
✅ 修理の申し込み方法と必要な手続きがすべてわかる
✅ 海外購入品や並行輸入品の修理対応についても理解できる

モンクレール修理の正規店での値段と基本サービス内容

モンクレール正規店での修理料金は一律5500円から7000円程度が相場
正規店修理の申し込み手順は3ステップで完了する
海外購入品や並行輸入品も正規店で修理対応してもらえる
正規店修理のデメリットは期間が2～3ヶ月と長いこと
クリーニング料金は正規店では14000～15000円程度
正規店では対応できない修理内容も存在する

モンクレール正規店での修理料金は一律5500円から7000円程度が相場

モンクレールの正規店で行う修理料金について、具体的な事例をもとに詳しく解説します。実際の店舗での修理体験によると、**ファスナーの持ち手部分の交換は一律5500円（税抜）**となっており、上だけ、下だけ、両方の取り替えのいずれの場合でも同一料金が適用されます。

📊 モンクレール正規店修理料金表

修理内容	料金（税抜）	備考
ファスナー引手交換	5,500円	上下どちらでも同料金
ワッペン部分修理	7,000円	ほつれ・剥がれ補修
クリーニング（リアルファー付き）	14,000～15,000円	店舗により変動あり

この料金設定は、モンクレールという高級ブランドの修理としては比較的リーズナブルな価格帯と言えるでしょう。ただし、修理内容によっては別途見積もりが必要になる場合もあります。

正規店での修理の最大のメリットは、純正パーツを使用した確実な品質保証が受けられることです。モンクレールの技術者が直接修理を行うため、元の状態に限りなく近い仕上がりが期待できます。

また、修理料金は全国の正規店で統一されているとは限らず、店舗の立地条件や設備によって若干の差異が生じる可能性もあります。そのため、修理を依頼する前に最寄りの正規店に直接確認することをおすすめします。

正規店修理の申し込み手順は3ステップで完了する

モンクレール正規店での修理申し込みは、非常にシンプルな手順で進めることができます。公式サイトのアフターケアサービスを利用することで、スムーズに修理の相談から完了まで進めることが可能です。

🔧 正規店修理申し込みの流れ

ステップ	内容	所要時間
STEP 01	アフターケアフォーム記入	5～10分
STEP 02	フォーム送信・連絡待ち	1～2営業日
STEP 03	専門家による相談・予約	相談後即日対応可

STEP 01：フォーム記入では、修理が必要な箇所の詳細情報を記載します。できるだけ詳しく状況を記載することで、適切な専門家からのアドバイスを受けることができます。写真の添付も可能な場合があるため、破損箇所を撮影しておくとスムーズです。

STEP 02：フォーム送信後は、モンクレールの専門家から早急に連絡が入ります。この段階で修理可能かどうかの判断と、おおよその料金・期間についての説明を受けることができます。

STEP 03：専門家による相談では、お客様のアイテムを修理・修復するための具体的な予約を手配いたします。この時点で正式な見積もりと修理期間の確定が行われます。

直接店舗に持ち込む場合でも、事前に電話で修理可能かどうかを確認してから訪問することが推奨されています。これにより、無駄足を避けることができるでしょう。

海外購入品や並行輸入品も正規店で修理対応してもらえる

モンクレールの正規店では、海外で購入した商品や並行輸入品についても修理対応を行っています。これは多くのブランドでは対応していないサービスであり、モンクレールの顧客サービスの質の高さを示すものと言えるでしょう。

実際の修理体験では、BUYMAを通じてイタリアから購入したグレーのダウンジャケットについても、正規店で快く修理を引き受けてもらえたという事例があります。店員さんの対応も素晴らしく、売りっぱなしではなくアフターケアもしっかり行うというブランドのポリシーが感じられたとのことです。

📋 海外購入品修理対応の条件

✅ モンクレール正規品であること（偽物でない限り対応）
✅ 専用タグによる個体管理が可能であること
✅ 修理可能な状態であること
✅ 販売からの期間が極端に長くないこと

ただし、すべての海外購入品が必ず修理対応してもらえるわけではありません。商品の状態や購入時期によっては、修理を受け付けてもらえない場合もあります。そのため、あらかじめ電話で確認してから持ち込むことが重要です。

この柔軟な対応は、モンクレールというブランドの価値を維持し、顧客満足度を高めるための重要な戦略の一つと考えられます。高級ブランドとしての責任を果たす姿勢が評価されるポイントでもあるでしょう。

正規店修理のデメリットは期間が2～3ヶ月と長いこと

モンクレール正規店での修理における最大のデメリットは、修理期間の長さです。季節によって混雑具合に差はありますが、依頼してから手元に戻ってくるまでには早くても数週間、長い場合には2～3ヶ月程度の期間が必要となります。

⏰ 修理期間の目安

修理内容	期間	混雑期の影響
ファスナー交換（在庫あり）	10～15分	なし
ファスナー交換（在庫なし）	2～3ヶ月	年明けまで延長の可能性
ワッペン修理	1～2ヶ月	冬前は特に混雑
大規模な破れ修理	2～3ヶ月	職人の技術を要するため

特に8月頃から冬シーズン到来前にかけては、多くの人がダウンジャケットの修理を依頼するため、修理期間が長期化する傾向にあります。この時期に修理を依頼すると、今シーズンの着用には間に合わない可能性が高くなります。

一方で、パーツの在庫がある場合には例外的に短期間での修理が可能です。実際の事例では、ファスナーパーツの在庫があったため、2～3ヶ月の予定が10～15分で完了したケースもあります。

修理期間を短縮したい場合は、冬のシーズンが終わってすぐに修理に出すことが最も効果的な方法です。3月～6月頃であれば比較的空いており、スムーズな修理が期待できるでしょう。

クリーニング料金は正規店では14000～15000円程度

モンクレール正規店でのクリーニングサービスについて、具体的な料金と注意点をご紹介します。正規店でのクリーニング料金は、14,000～15,000円程度が相場となっており、一般的なクリーニング店と比較すると高額な設定となっています。

💰 クリーニング料金比較表

サービス提供者	料金	特徴
モンクレール正規店	14,000～15,000円	リアルファー対応・純正技術
高級ダウン専門店	5,000～10,000円	専門技術・コストパフォーマンス重視
一般クリーニング店	3,000～5,000円	基本的な洗浄のみ

正規店でのクリーニングが高額になる理由として、リアルファーの取り扱いが挙げられます。2023年AWコレクションを最後にモンクレールはリアルファーの使用を終了していますが、それ以前のモデルには本物の毛皮が使用されており、特殊な技術と設備が必要となります。

また、正規店では中央区のクリーニング業法の関係で、自店での対応ができず送り込みが必要になる店舗もあります。そのため、施設が併設されている他店舗の方が早く対応できるケースもあり、店員さんから他店舗での対応を勧められることもあるようです。

クリーニングの質については、モンクレールの素材特性を熟知した専門技術者による対応となるため、風合いを損なうリスクが最小限に抑えられます。しかし、コストパフォーマンスを重視する場合は、モンクレール対応の専門クリーニング店という選択肢も検討する価値があるでしょう。

正規店では対応できない修理内容も存在する

モンクレール正規店であっても、すべての修理に対応できるわけではありません。特定の修理内容については、技術的な制約や部品の入手困難さから、正規店でも修理不可と判断されるケースがあります。

❌ 正規店で対応困難な修理内容

修理内容	理由	代替案
広範囲の生地破れ	技術的制約	専門修理店での対応
廃盤モデルの特殊パーツ交換	部品入手困難	汎用パーツでの代替修理
袖口ゴムワッペンの修理	対応技術なし	専門店での特殊加工
極端に古いモデル	サポート期間外	職人による手作業修理

実際の事例として、袖口に貼ってあるゴムワッペン部分の修理について、モンクレールジャパンでは修理不可との回答があったケースが報告されています。このような場合、専門修理店では新たに同じ素材のゴムを用意し、特殊加工によって修理が可能な場合があります。

また、販売からかなりの年月が経過している商品についても、修理を受け付けてもらえないことがあります。これは部品の在庫がない、または技術的なサポート期間が終了している場合に発生します。

正規店で断られた修理についても、諦める必要はありません。モンクレール専門の修理業者や、高級ダウン修理に特化した職人であれば、正規店では対応できない修理も可能な場合が多くあります。修理の可能性を追求したい場合は、複数の選択肢を検討することが重要でしょう。

モンクレール修理の正規店以外の選択肢と値段比較

専門修理店では正規店の約半額で修理が可能
修理期間は専門店の方が短く1～2週間程度で完了
専門店では正規店で断られた修理にも対応可能
ファスナー交換の専門店料金は8000円から23000円程度
ダウンの破れ修理は専門店で13000円から22000円
クリーニングは専門店なら11000円から14000円で対応
まとめ：モンクレール修理の正規店での値段は用途に応じて選択すべき

専門修理店では正規店の約半額で修理が可能

モンクレール専門の修理業者を利用することで、正規店での修理料金と比較して大幅なコストダウンが期待できます。調査した複数の専門店の料金を比較すると、多くの修理項目で正規店の約半額程度での対応が可能となっています。

💡 正規店vs専門店料金比較表

| 修理内容 | 正規店料金 | 専門店料金 | 差額 | |—|—|—| | ファスナー引手交換 | 5,500円 | 6,000～9,000円 | ほぼ同等 | | ダウン破れ補修 | 見積もり制 | 13,000～22,000円 | 明確な料金設定 | | クリーニング | 14,000～15,000円 | 11,000～14,000円 | 1,000～4,000円安 | | ファスナー全交換 | 見積もり制（高額） | 20,000～23,000円 | 大幅に安い |

専門修理店の料金が安い理由として、中間マージンの削減と効率的な作業体制が挙げられます。正規店では本社への送付や純正パーツの調達など複数のプロセスを経るため、どうしてもコストが高くなりがちです。

一方で専門店では、豊富な在庫と熟練した職人による直接作業により、コストパフォーマンスの高いサービスを提供しています。特にダウンの破れ修理については、正規店では対応困難な案件も含めて幅広く受け付けているため、実質的な選択肢として非常に有効です。

ただし、料金の安さだけでなく、修理品質や保証内容も併せて検討することが重要です。専門店の中には無料の再修理保証を提供している業者もあり、安心して依頼できる体制が整っています。

修理期間は専門店の方が短く1～2週間程度で完了

専門修理店を利用する最大のメリットの一つが、修理期間の短さです。正規店では2～3ヶ月を要する修理が、専門店では1～2週間程度で完了するケースが多く見られます。

⏱️ 修理期間比較表

修理内容	正規店期間	専門店期間	期間短縮効果
ファスナー交換	2～3ヶ月	2～5週間	約50％短縮
ダウン破れ修理	2～3ヶ月	1～2週間	約75％短縮
クリーニング	2～4週間	1～2週間	約50％短縮
アニメラベル修理	1～2ヶ月	1週間～10日	約80％短縮

専門店の修理期間が短い理由として、自社工場での一貫作業体制があります。外部への委託や本社への送付が不要なため、受付から完了まで直線的なプロセスで進行します。

また、修理に特化した設備と職人が常駐しているため、複数の修理案件を並行して効率的に処理することが可能です。特に繁忙期でも大幅な期間延長が生じにくく、安定したサービス提供が期待できます。

急いで修理を完了させたい場合や、シーズン中に着用したい場合には、専門店の利用が圧倒的に有利と言えるでしょう。ただし、繁忙期を除いての対応となる場合もあるため、事前の相談が重要です。

時期によっては特急対応を行っている専門店もあり、通常よりもさらに短期間での修理が可能な場合があります。本格的なシーズンが始まる前に修理を依頼することで、最もスピーディーな対応を受けることができるでしょう。

専門店では正規店で断られた修理にも対応可能

モンクレール専門修理店の大きな特徴として、正規店では対応困難な修理案件にも積極的に取り組んでいる点があります。これは長年の修理経験と独自の技術開発により実現されているサービスです。

🔧 専門店で対応可能な特殊修理

修理内容	正規店対応	専門店対応	専門店の技術
袖口ゴムワッペン	❌ 修理不可	✅ 対応可能	特殊加工技術
廃盤モデル修理	❌ 部品なし	✅ 代替部品で対応	豊富な在庫
大範囲破れ	❌ 技術的制約	✅ 特殊縫製で対応	職人技術
変色・色あせ	❌ 対応外	✅ 染め直し可能	専門設備

実際の事例として、モンクレールジャパンで修理不可と言われたゴムワッペンの剥がれについて、専門店では新たに同じ素材のゴムを用意し、特殊加工を行うことで修理を実現しています。このような技術開発は、専門店ならではの強みと言えるでしょう。

また、5,000着以上のモンクレール修理実績を持つ専門店では、あらゆる故障パターンに対するノウハウが蓄積されています。そのため、一見修理不可能に見える状態でも、創意工夫によって解決策を見つけ出すことが可能です。

ただし、すべての修理が必ず可能というわけではありません。代えの部品を持参できない場合や広範囲に破れや傷がある場合、完全な元通りを希望する場合など、物理的な制約もあります。それでも、正規店よりも遥かに広い範囲の修理に対応しているのが実情です。

ファスナー交換の専門店料金は8000円から23000円程度

ファスナー関連の修理は、モンクレールの修理依頼で最も多い内容の一つです。専門修理店でのファスナー修理料金について、詳細な調査結果をご紹介します。

💰 ファスナー修理料金詳細表

修理内容	料金範囲	作業期間	使用パーツ
スライダー引手交換	6,000～9,000円	2週間	汎用・移植可能な場合は純正
スライダー交換	8,800円～	2週間	YKK等高品質品
サブファスナー交換	14,300円～	3週間	オリジナルに近い仕様
メインファスナー交換	20,900～23,000円	5週間	最寄りの高品質ファスナー

スライダー引手交換については、モンクレールオリジナルの引手が残っている場合には再取り付けが可能です。ただし、引手が損傷している場合や特殊な仕様の場合は、汎用タイプでの新規取り付けとなり、若干デザインが変更になる点に注意が必要です。

ファスナー全交換の場合、モンクレールでは多種多様なタイプのファスナーが使用されているため、専門店では一点一点オリジナルに近いものを探して取り付けを行います。これにより、修理後の見た目が大きく変わることは避けられます。

専門店でのファスナー修理の品質については、YKK製など日本製の高品質なファスナーを使用することが多く、純正品と同等かそれ以上の耐久性が期待できます。実際に「純正ではないYKKではないものに治すより、日本製のしっかりしたもので直したほうがいい」という評価もあります。

ダウンの破れ修理は専門店で13000円から22000円

ダウンジャケットの破れ修理は、専門的な技術を要する修理の代表例です。モンクレールの表面素材は主にナイロンが使用されており、引っ掻きや尖った物への接触により破れが生じやすい特性があります。

🧵 ダウン破れ修理料金と手法

破れの程度	料金	修理手法	完成度
小さな穴（1cm未満）	7,000～16,500円	接着補修	修理跡が目立ちにくい
中程度の破れ（10cm未満）	13,000～18,000円	ブロック補修	同じ生地を使用
大きな破れ（10cm以上）	18,000～22,000円	パック作成修理	新しい共生地で覆う

小さな穴の修理では、ダウンのポケット裏から共布を取り、表面から補修する手法が一般的です。ナイロン生地の場合、通常ステッチを入れることができないため、特殊な接着剤による補修となります。

中～大規模な破れについては、破損の起きたダウンブロックを区画ごとに新しい共生地で上から覆い縫合する「ダウンブロック修理」が行われます。この場合、製品と同じ生地メーカーの素材を用意できる専門店であれば、違和感のない仕上がりが期待できます。

修理箇所の目立ちにくさについては、同じ生地を使用することが重要なポイントです。専門店では、中の目立たない部分から切り取って修理に使用するため、修理跡が分からなくなる仕上がりを実現しています。

ただし、修理跡については完全に元通りとはならない場合もあります。特に色あせの差異や生地の状態によっては、修理箇所が若干目立つ可能性もあるため、事前の相談で修理方法を十分に検討することが大切です。

クリーニングは専門店なら11000円から14000円で対応

モンクレール専門のクリーニングサービスについて、正規店以外の選択肢として専門店の利用があります。専門店でのクリーニング料金は11,000円から14,000円程度となっており、正規店と比較してコストパフォーマンスに優れています。

🧼 クリーニング料金比較表

アイテム	専門店料金	正規店料金	差額
ダウンベスト	9,900円～	設定なし	–
ダウンジャケット一般	11,000円～	14,000～15,000円	3,000～4,000円安
ロングダウン	11,000円～	14,000～15,000円	3,000～4,000円安
ファー付きダウン	+1,100～2,200円	含まれる	オプション料金