リーバイス501xxを愛用する芸能人たちの驚愕コレクション！草彅剛の600万円デニムから浜田雅功まで完全調査

リーバイス 501xx 芸能人と検索している方にとって、きっと驚きの情報をお届けできるでしょう。実は、多くの有名芸能人がリーバイス501xxという希少なヴィンテージデニムを愛用しており、中には数百万円もする個体を所有している方もいるのです。草彅剛さんの600万円という驚愕のコレクションから、浜田雅功さん、みちょぱさん、さまぁ～ずのお二人まで、芸能界には501xxマニアが数多く存在します。

この記事では、芸能人たちがなぜリーバイス501xxに魅了されるのか、どのような個体を所有しているのかを徹底的に調査しました。また、501xxの基礎知識から見分け方、相場まで、どこよりもわかりやすくまとめ、独自の考察も交えてお伝えします。

この記事のポイント
✅ 草彅剛が所有する600万円の1940年代製リーバイス501xxの詳細
✅ 浜田雅功やみちょぱなど人気芸能人の501xxコレクション情報
✅ リーバイス501xxとは何か、なぜ高額なのかの基礎知識
✅ ヴィンテージ501xxの見分け方と相場の実態

リーバイス501xxを愛用する芸能人たちの驚愕コレクション

草彅剛が所有するリーバイス501xxは600万円の大戦モデル
浜田雅功のリーバイス501xxは約200万円で着こなし上手と評判
キムタクがドラマで着用したリーバイス501xxは47モデル
みちょぱは1950年代製リーバイス501xxで43万円
さまぁ～ずの三村・大竹はペアで501xxコレクターとして有名
今市隆二と藤ヶ谷太輔も1940年代製501xxの愛好家

草彅剛が所有するリーバイス501xxは600万円の大戦モデル

草彅剛さんは、芸能界でも屈指のヴィンテージデニムコレクターとして知られており、その中でも1940年代製リーバイス501xxは600万円という驚愕の価格で話題になりました。2020年10月に放送された「ぴったんこカン・カンSP」で所有する2本のジーンズが査定され、いずれも600万円という結果が出ています。

草彅さんが特に愛用しているのは、**「大戦モデル」**と呼ばれる1940年代のリーバイス501xxです。この大戦モデルは、第二次世界大戦中の物資統制により、通常とは異なる仕様で製造された極めて希少な個体なのです。他の時代よりも生地が厚く、その厚みによってできる独特の色落ちが魅力とされています。

草彅さんのデニム愛は半端なものではありません。「アメトーーク！」の「ジーンズ大好き芸人」に出演した際には、推定1000万円のリーバイスのGジャンを購入しようとしたというエピソードも明かされています。これほどまでにヴィンテージデニムに情熱を注ぐ姿勢が、多くのファンやデニム愛好家から支持を集めているのです。

📊 草彅剛のリーバイス501xxコレクション

年代	価格	特徴
1940年代製（大戦モデル）	600万円	厚い生地、独特の色落ち
1930年代後半製	600万円	極めて希少な初期モデル

草彅さんがこれほど高額なデニムを購入する背景には、単なるファッションアイテムとしてではなく、歴史的価値のある文化遺産として捉えていることがあるようです。ヴィンテージデニムは履きこむほどに味が出るアイテムですが、これほど貴重な個体となると、むしろ保存状態を重視する傾向があります。

実際、草彅さんのような有名人がヴィンテージデニムを愛用することで、若い世代にもデニムの歴史や文化が伝わるという重要な役割も果たしているのです。単なる高額商品ではなく、アメリカンカルチャーの象徴として、これらのアイテムが次世代に受け継がれていくことの意義は計り知れません。

浜田雅功のリーバイス501xxは約200万円で着こなし上手と評判

ダウンタウンの浜田雅功さんは、「浜田雅功さんといったらデニム」というイメージを持つ人も多いほど、デニム愛用者として有名な芸能人です。冠番組「浜ちゃんが！」では、所有するデニムが約200万円すると明かされ、その着こなしの上手さでも話題になっています。

特筆すべきは、浜田さんのデニムの着こなし技術の高さです。東野幸治さんのYouTubeで行われている企画「東野デニム」で、古着屋の店員さんに「デニムが似合ってる人は誰？」と質問したところ、「ぶっちぎりで穿き方上手いのは浜田さん」という回答が得られたほどです。これは業界関係者からの評価であり、浜田さんのデニムスタイルが本物であることを証明しています。

浜田さんのデニムスタイルの魅力は、庶民的な雰囲気でありながらサラッと高級品を着こなすところにあります。200万円もする高級デニムを身に着けていても、それを全く感じさせないナチュラルな着こなしは、多くのファッション愛好家の憧れとなっています。

🎯 浜田雅功のデニムスタイルのポイント

自然体な着こなし：高級品でも嫌味にならない
体型に合ったサイジング：絶妙なフィット感
コーディネートバランス：全体のバランス感覚が秀逸
経年変化を活かす：履きこみによる自然な風合い

浜田さんがリーバイス501xxを選ぶ理由として推測されるのは、その普遍的なデザインと耐久性です。テレビ番組の収録で頻繁に動き回る浜田さんにとって、丈夫で動きやすく、なおかつスタイリッシュに見えるデニムは必須アイテムなのでしょう。

また、浜田さんのような影響力のある芸能人がヴィンテージデニムを愛用することで、一般の人々にもデニム文化が浸透していく効果があります。特に、浜田さんの場合は幅広い年齢層に人気があるため、若者からシニア層まで、多くの人がデニムファッションに興味を持つきっかけになっているのです。

キムタクがドラマで着用したリーバイス501xxは47モデル

木村拓哉さん（キムタク）は、ドラマ「グランメゾン東京」で着用したリーバイス501xxが大きな話題となりました。このデニムは**1947年モデル（47モデル）**と呼ばれる個体で、原宿の老舗ヴィンテージ古着屋「マービンズ」が貸し出していた極めて希少なアイテムです。

47モデルは、ヴィンテージデニム愛好家の間で**「最も完成されたリーバイス501」**と評価されているモデルです。1947〜1952年の間に製造された個体で、現在の501の基本的な形に最も近い仕様となっています。キムタクが着用した個体は、色残り・ヒゲ落ちの雰囲気が良好で、ノーダメージかつゴールデンサイズという条件も重なり、現在購入しようとすれば50〜70万円はする代物です。

📈 リーバイス501xx 47モデルの特徴

項目	詳細
製造年代	1947〜1952年
特徴	現行モデルに最も近い完成形
レザーパッチ	しなやか、割れにくい状態
赤タブ	片面のみに印字
センターループ	太いベルトループがセンターに配置

キムタクの影響力は絶大で、ドラマで着用したアイテムはすぐに売り切れやプレ値がつくことで有名です。「グランメゾン東京」で着用していたRRLのシャンブレーシャツやヘンリーネックのサーマルTシャツも、放送後すぐにプレミア価格で取引されるようになりました。同様に、ヘアスタイルまで「キムタク風パーマ」として若者の間で流行するなど、その影響力は計り知れません。

興味深いことに、キムタクが着用した501xxを実際に**「東の爆買王」と呼ばれるコレクター**が購入し、現在は額装して保管しているというエピソードもあります。これは、単なるデニムではなく、キムタクが着用したというプレミアム性を考慮した判断といえるでしょう。

キムタクのデニムスタイルは、現代風にアップデートされたアメカジとして非常に参考になります。コンパクトなサイズ感のトップスにゆとりのあるシルエットの501xxを合わせ、ロールアップして短めに着こなすスタイルは、多くの男性が参考にできるコーディネート例です。

みちょぱは1950年代製リーバイス501xxで43万円

タレントのみちょぱ（池田美優）さんは、1950年代製リーバイス501xx約43万円を所有するヴィンテージデニム愛好家として注目を集めています。配信番組「かまいちょぱ byよしログ」の”ベストジーニストを狙おう”という企画で古着屋を訪れ、初めてヴィンテージデニムを購入したのがきっかけでした。

みちょぱさんが購入したのは**デニムジャケット（Gジャン）**で、1950年代に作られたリーバイスの「ファースト」と呼ばれるモデルです。ファーストとは、リーバイスが最初に製造したデニムジャケットのことで、現在のGジャンの原型となった歴史的価値の高いアイテムです。

💫 みちょぱの1950年代製リーバイス501xxの特徴

アイテム：デニムジャケット（ファースト）
製造年代：1950年代
購入価格：約43万円
特徴：上下デニムコーデに最適
結果：2022年ベストジーニスト受賞

みちょぱさんの魅力は、若いのに本格的なヴィンテージアイテムに挑戦する姿勢です。多くの若いタレントが新しいブランドやトレンドアイテムを選ぶ中、あえて歴史のあるヴィンテージデニムを選択したのは、ファッションに対する真剣な取り組みの表れといえるでしょう。

特に印象的なのは、みちょぱさんの上下デニムファッションです。デニムオンデニムと呼ばれるスタイルは、一歩間違えると野暮ったく見えがちですが、みちょぱさんの場合は若さとスタイルの良さで見事に着こなしています。「なにを着ても似合う。かっこいい」という評価も多く、ファッション業界からも高い評価を受けています。

2022年には念願の**「ベストジーニスト」を受賞**したみちょぱさん。これは、単にスタイルが良いだけではなく、デニムに対する深い理解と愛情が認められた結果といえるでしょう。若い世代にヴィンテージデニムの魅力を伝える重要な役割も果たしています。

みちょぱさんのヴィンテージデニム愛用は、投資という側面もあるかもしれません。43万円で購入した1950年代のファーストは、コンディションによっては今後さらに価値が上がる可能性があり、ファッションアイテムとしてだけでなく資産としての価値も期待できます。

さまぁ～ずの三村・大竹はペアで501xxコレクターとして有名

さまぁ～ずの三村マサカズさんと大竹一樹さんは、コンビ揃ってリーバイス501xxのコレクターとして知られており、それぞれ貴重な個体を所有しています。お二人は過去に「ベストジーニスト」をコンビで受賞した経歴もあり、デニム愛好家としての評価も高いのです。

三村マサカズさんが所有するヴィンテージデニム「リーバイス501XX」は、購入当時20万円だったものが現在は40万円に値上がりしています。一方、大竹一樹さんは複数のヴィンテージデニムを所有しており、第2次世界大戦中に作られた「リーバイス501XX」の「大戦モデル」は購入当時10万円でしたが、現在の価値は100万円まで上昇しています。

🏆 さまぁ～ずデニムコレクション比較

メンバー	購入当時価格	現在価値	特徴
三村マサカズ	20万円	40万円	1940年代製501XX
大竹一樹	10万円	100万円	大戦モデル501XX
大竹一樹	30万円	150万円	46年モデル501XX

大竹さんが所有するもう一つの個体「リーバイス501XX」の「46年モデル」は、購入当時30万円でしたが現在は150万円ほどに価値が上がっているそうです。これらの価格上昇を見ると、ヴィンテージデニムが優良な投資対象としても機能していることがわかります。

さまぁ～ずのお二人の面白いエピソードとして、普段は安めのデニムを穿いて、仕事のときだけ高額デニムを穿いていたという話があります。これは多くのヴィンテージデニム愛好家に共通する行動パターンで、貴重なアイテムを日常使いするリスクを避けつつ、大切な場面では最高のアイテムを身に着けるという合理的な判断です。

2021年には、さまぁ～ずと大橋リナがBAYFLOWとコラボレーションして**オリジナルデニム「Just Sound Good」**を発売するなど、デニムブランドとの関わりも深くなっています。これは、お二人のデニムに対する深い理解と愛情が業界からも認められている証拠といえるでしょう。

お二人がデニムを愛用し続ける理由として推測されるのは、コメディアンとしての衣装選びの重要性です。親しみやすく、それでいて品のあるスタイルを求められる芸能界において、ヴィンテージデニムは最適なアイテムなのかもしれません。

今市隆二と藤ヶ谷太輔も1940年代製501xxの愛好家

三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの今市隆二さんは、1940年代製のリーバイス501xxを愛用するヴィンテージデニム愛好家として知られています。特に所有する**1947年製の「501XX」**は、リーバイス史上最高峰と名高い1本として、多くのデニムマニアから注目を集めています。

今市さんがヴィンテージデニムに魅力を感じる理由は、独特の経年変化にあります。前面の足の付け根部分にできる色落ちの「ヒゲ」や、膝裏の位置にできる色落ちの「ハチノス」といった、履き込むことで生まれる自然なシワや色の変化に強い関心を示しています。これらの変化は、穿いていた人によって唯一無二のシワが刻まれるため、世界で一つだけのオリジナルアイテムになるのです。

一方、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんは「ベストジーニスト」殿堂入りを果たしており、業界内でもその着こなしは高く評価されています。藤ヶ谷さんのデニムに対するモットーは「丁寧に雑に着る／穿く」という独特の哲学で、きちんと感がありながらもリラックスした雰囲気を演出する技術に長けています。

🎵 アーティストたちのデニム哲学

アーティスト	特徴	デニム哲学
今市隆二	1947年製501XX所有	経年変化を楽しむ
藤ヶ谷太輔	ベストジーニスト殿堂入り	丁寧に雑に着る

興味深いエピソードとして、藤ヶ谷さんはドラマ「独身貴族」で共演した草彅剛さんから貴重なヴィンテージジーンズ「S501XX」をプレゼントしてもらったという話があります。これは、デニム愛好家同士の深い絆を示すエピソードであり、ヴィンテージデニムが単なる衣服を超えた特別な意味を持つことを表しています。

今市さんにとってヴィンテージデニムは、仕事のモチベーションが上がるアイテムとして機能しているようです。音楽活動やパフォーマンスの際に、歴史あるアイテムを身に着けることで、自分自身のパフォーマンスにも深みが増すのかもしれません。

両者に共通するのは、ヴィンテージデニムを通じてアメリカンカルチャーの歴史を体感していることです。1940年代製の501xxは、まさにアメリカの黄金期に製造されたアイテムであり、その時代の空気感や文化を現代に伝える貴重な媒体としての役割も果たしています。

リーバイス501xxの基礎知識と芸能人が愛用する理由

リーバイス501xxとは第二次大戦前後に製造された希少モデル
芸能人がリーバイス501xxを選ぶ理由は希少性と投資価値
リーバイス501xxの見分け方は赤タブとディテールが重要
リーバイス501xxの相場は年代とコンディションで決まる
復刻版501xxは本物と比べて生地や価格が大きく異なる
ヴィンテージ501xxの人気年代は1940年代から1960年代
まとめ：リーバイス501xx芸能人愛用の背景と価値

リーバイス501xxとは第二次大戦前後に製造された希少モデル

リーバイス501xxは、1890年に導入され1966年頃まで使われていたロットナンバーですが、ヴィンテージ古着の世界で「XXモデル」と呼ばれるのは、1946年から1966年頃までに製造されたものを指します。この時期は、第二次世界大戦の物資統制を経て不要なパーツが削ぎ落とされ、現在の5ポケットジーンズとほぼ変わらない姿になった重要な転換期でした。

「XX」という表記の意味については諸説ありますが、当初は**「ダブルエクストラヘビー」**の略称として、最も重厚なデニムを使用していることを示していました。その後、インディゴ染料だけで染め上げた最高ランクの生地「エクストラエクシード」の略に意味が変わったと考えられています。

📚 リーバイス501xxの歴史的変遷

時期	特徴	背景
1890年	XXナンバー導入	最高品質デニムの証明
1942-1946年	S501XX（大戦モデル）	物資統制による簡略化
1946-1966年	501XX完成期	現代ジーンズの原型
1966年以降	XX表記廃止	現代的な501へ移行

501xxの最大の特徴は、ワークウェアを出自とするタフな作り込みが残されていることです。デニムフリークの間では「501の完成形」と称され、アーキュエイトステッチの中央で交差するダイヤモンドポイント、隠しリベット、革パッチなど、ヴィンテージならではのディテールが満載です。

特に注目すべきは生地の品質です。1915年よりノースキャロライナ州のコーンミルズ社が生産を請け負い、リーバイスにのみ独占的に供給されたデニム生地は、現代の大量生産品とは比較にならない質感と耐久性を誇っていました。シャトル織機で織られたセルビッジデニム（赤耳）は、独特の凹凸感やムラがあり、履き込むことで味わい深い経年変化を楽しめるのです。

501xxが現代でも高く評価される理由の一つは、手作業による製造プロセスにあります。現代のような大量生産システムが確立される前の時代に作られたこれらのアイテムは、職人の技術と時間をかけた丁寧な仕上げが施されており、それが独特の風合いや耐久性につながっているのです。

芸能人がリーバイス501xxを選ぶ理由は希少性と投資価値

芸能人がリーバイス501xxを愛用する理由は、単なるファッションアイテムとしての魅力を超えた多面的な価値にあります。第一に挙げられるのは希少性です。501xxは製造から50年以上が経過しており、良好なコンディションで残存している個体は極めて少なくなっています。

投資価値という側面も重要な要因です。先ほど紹介したさまぁ～ずの例でも明らかなように、購入当時と比較して価値が倍増、時には10倍以上になるケースも珍しくありません。これは、芸能人にとって資産保全の手段としても機能していることを意味します。

💰 ヴィンテージデニムの投資価値推移例

購入時期	購入価格	現在価値	上昇率
1990年代	10万円	100万円	10倍
2000年代	30万円	150万円	5倍
2010年代	20万円	40万円	2倍

芸能人にとって差別化も重要な要素です。誰もが手に入れることのできる現行品とは異なり、501xxは知識と経済力、そして運がなければ入手困難なアイテムです。これにより、他の人とは違う特別感を演出することができ、個性的なファッションスタイルを確立できるのです。

また、アメリカンカルチャーへの憧憬も大きな動機となっているでしょう。多くの芸能人、特に音楽関係者にとって、アメリカは憧れの地であり、その文化の象徴ともいえるヴィンテージデニムを身に着けることで、精神的なつながりを感じているのかもしれません。

さらに、メディア露出効果も考慮すべき点です。草彅剛さんや浜田雅功さんのように、ヴィンテージデニム愛好家として話題になることで、新たなキャラクター性を獲得し、メディア価値を高めることができます。これは、芸能人にとって重要なブランディング戦略の一環といえるでしょう。

リーバイス501xxの見分け方は赤タブとディテールが重要

リーバイス501xxの真贋や年代を見分けるためには、複数のディテールを総合的に判断することが重要です。最も分かりやすい識別ポイントは赤タブの仕様ですが、それだけでなく、パッチ、ステッチ、ボタンなど、様々な要素を確認する必要があります。

赤タブは、時代によって大きく変化している重要な識別ポイントです。1936年に初採用された当初は前面に文字が入り、裏は無地という片面のみのデザインでした。これは1950年代中頃まで続き、年代識別の重要な手がかりとなっています。また、1960年代後半から1973年までは「ビッグE」と呼ばれる大文字表記が使われ、これ以降は現在まで小文字「e」表記になっています。

🔍 リーバイス501xx 年代別識別ポイント

年代	赤タブ	パッチ	ステッチ	その他特徴
1940年代	片面印字	革パッチ	V字ステッチ	隠しリベット
1950年代	片面→両面	革→紙パッチ	V字ステッチ	アルミリベット
1960年代前半	両面・ビッグE	紙パッチ	V字ステッチ	XX表記
1960年代後半	両面・ビッグE	紙パッチ	平行ステッチ	XX廃止

パッチも重要な識別要素です。1886年から1957年頃までは革パッチが使用され、その後は紙パッチに変更されました。革パッチは経年により縮んでカチカチになることが多く、しなやかな状態で残っているものは非常に貴重とされています。

ステッチの違いも見逃せません。トップボタンの脇に施されたV字ステッチは、ミシンに返し縫い機能がなかった1960年代まで見られたヴィンテージ特有の縫製仕様です。また、バックポケット入口の折り返し部分のステッチがシングルステッチかどうかも、年代判定の重要な要素となります。

トップボタン裏の刻印も参考になります。これは生産工場の識別番号と考えられており、年代によって異なる数字が刻印されています。ただし、これだけで年代を断定することはできず、他の要素との総合判断が必要です。

偽物を見分けるためには、これらのディテールが時代的に矛盾していないかを確認することが重要です。例えば、革パッチなのに両面赤タブがついているなど、年代的に合わない組み合わせは偽物の可能性が高いといえるでしょう。

リーバイス501xxの相場は年代とコンディションで決まる

リーバイス501xxの相場は、年代の希少性とコンディションの良さによって大きく左右されます。一般的に、より古い年代のものほど高値がつき、特に1940年代の大戦モデルや1950年代前半の個体は最高級品として扱われています。

年代別の相場感を見ると、1940年代製は100万円から600万円程度、1950年代製は50万円から300万円程度、1960年代製は20万円から100万円程度が目安となります。ただし、これらの価格はコンディションによって大きく変動することを理解しておく必要があります。

📊 リーバイス501xx 相場一覧表

年代	最低価格	平均価格	最高価格	特徴
1940年代	100万円	300万円	600万円	大戦モデル含む
1950年代前期	80万円	200万円	400万円	革パッチ最終期
1950年代後期	50万円	150万円	300万円	紙パッチ初期
1960年代前期	30万円	80万円	200万円	ビッグE期
1960年代後期	20万円	50万円	100万円	XX廃止期

コンディションの評価基準としては、**デッドストック（新品未着用）**が最高級、デッドストック同様（ほぼ新品）、極美品、美品、良品、可という段階があります。デッドストックの個体は、現在では数百万円の価値を持つものも珍しくありません。

サイズも価格に大きく影響します。ゴールデンサイズと呼ばれるW30-32、L32-34程度のサイズは需要が高く、同じコンディションでも価格が高くなる傾向があります。逆に、W28以下やW36以上の極端なサイズは、希少性は高いものの需要が限られるため、相場が読みにくくなります。

ダメージの程度も価格に影響します。ヴィンテージデニムの場合、適度な色落ちやヒゲ、ハチノスといった経年変化は価値を高める要素とされますが、穴あきやリペア跡は価格を下げる要因となります。ただし、歴史的価値の高い個体の場合は、多少のダメージがあっても高値で取引されることがあります。

近年の傾向として、コロナ禍での古着ブームや海外コレクターの参入により、501xxの相場は全体的に上昇傾向にあります。特に、状態の良い個体については、10年前と比較して2-3倍の価格になっているものも多く見られます。

復刻版501xxは本物と比べて生地や価格が大きく異なる

リーバイスでは、過去の名作を現代に蘇らせる**「501XX」復刻版や「LVC（Levi’s Vintage Clothing）」シリーズを展開していますが、これらは本物のヴィンテージ501xxとは生地、製造方法、価格**において大きな違いがあります。

最も大きな違いはデニム生地です。オリジナルの501xxは、ノースキャロライナ州のコーンミルズ社が独占的に供給していた特別なデニム生地を使用していました。しかし、現在の復刻版の多くはコーンデニムを使用していないため、色落ちの表情や質感が大きく異なります。マニアの間では「LVCは生地が偽物」という厳しい評価もあるほどです。

⚖️ オリジナルvs復刻版比較表

項目	オリジナル501xx	復刻版501xx
生地	コーンミルズ製独占供給	現代的な代替生地
価格	50万円～600万円	2万円～8万円
製造方法	手作業中心	現代的な機械生産
希少性	極めて高い	大量生産
投資価値	上昇傾向	横ばい

製造方法の違いも重要です。オリジナルの501xxは、現代のような大量生産システムが確立される前の時代に、職人の手作業で丁寧に作られていました。縫製の細かい部分、ステッチの表情、全体的な仕上がりに独特の味があり、これが現代の機械生産品では再現できない魅力となっています。

価格差は歴然としています。復刻版は2万円から8万円程度で購入できますが、オリジナルは最低でも数十万円、状態の良いものでは数百万円という価格差があります。これは、単なる衣料品ではなく歴史的文化遺産としての価値の差といえるでしょう。

ただし、復刻版にも一定の価値があることは認めなければなりません。現代の技術で再現されたクオリティは決して低くなく、日常的に着用するには十分すぎる品質を持っています。また、デイリーユースを考えた場合、数百万円のオリジナルを気軽に着ることは現実的ではないため、復刻版は実用的な選択肢といえます。

マニアックなコレクターの中には「復刻版は501xxとは認めない」という厳格な意見もありますが、一般的なファッション愛好家にとっては、ヴィンテージスタイルを楽しむための入門編として価値があるでしょう。重要なのは、オリジナルと復刻版の違いを理解した上で、自分の目的に合ったものを選ぶことです。

ヴィンテージ501xxの人気年代は1940年代から1960年代

ヴィンテージリーバイス501xxの中でも、1940年代から1960年代にかけての個体が特に高い人気を誇っています。この時期は、ジーンズが現在の形に完成されていく重要な過渡期であり、各年代に独特の魅力とコレクター価値があります。

1940年代の501xxは、大戦モデル（S501XX）を含む最も希少性の高い年代です。第二次世界大戦中の物資統制により、通常とは異なる仕様で製造された個体は、歴史的価値も含めて最高級品として扱われています。草彅剛さんが所有する600万円の個体も、この年代のものです。

1950年代は、革パッチから紙パッチへの移行期として重要な年代です。前期は革パッチ、後期は紙パッチと、同じ1950年代でも仕様が大きく異なります。特に、1955年製は501xxの中でも最も太いシルエットとして知られ、独特の存在感があります。

📅 年代別人気ランキング

順位	年代	特徴	人気理由
1位	1947年	完成形に最も近い	バランスの良さ
2位	1955年	最も太いシルエット	独特の存在感
3位	1940年代前半	大戦モデル	歴史的価値
4位	1960年代前半	ビッグEモデル	色落ちの美しさ
5位	1960年代後半	XX廃止期	入手しやすさ

1960年代前半の**「ビッグEモデル」**は、色落ちにこだわる中級者に人気が高い年代です。この時期の501xxは、美しい経年変化を見せるだけでなく、比較的入手しやすい価格帯にあることも人気の理由です。紙パッチに「501」の表記以外が入らないシンプルな仕様も、この年代の特徴となっています。

1960年代後半は、「66モデル」として知られ、ヴィンテージジーンズの入門編として推奨されることが多い年代です。現存する数が比較的多く、コンディションが良好なものでも手の届きやすい価格で見つかることがあります。フリークの間では「最後のヴィンテージ」とする見解もあります。

各年代の人気の理由は様々ですが、共通しているのは現代では再現できない独特の魅力を持っていることです。シャトル織機で織られたセルビッジデニムの質感、職人による手作業の縫製、そして長い時間をかけて育まれた経年変化など、現代の大量生産品では得られない価値があります。

年代選びの際は、予算と目的を明確にすることが重要です。コレクションとして最高級品を求めるなら1940年代、実用性とヴィンテージ感のバランスを求めるなら1960年代というように、自分のスタイルに合った年代を選ぶことをおすすめします。

まとめ：リーバイス501xx芸能人愛用の背景と価値

最後に記事のポイントをまとめます。

草彅剛は600万円の1940年代製リーバイス501xx大戦モデルを所有し、デニムコレクターとして有名である
浜田雅功は約200万円の501xxを所有し、業界関係者からも着こなし上手として高い評価を受けている
キムタクがドラマで着用した47モデルの501xxは50-70万円相当の希少価値がある個体だった
みちょぱは43万円の1950年代製501xxデニムジャケットを購入し、2022年にベストジーニストを受賞した
さまぁ～ずの三村・大竹は購入時より価値が大幅に上昇した501xxを複数所有している
今市隆二と藤ヶ谷太輔も1940年代製501xxを愛用し、経年変化を楽しんでいる
501xxは1946年から1966年頃に製造された第二次世界大戦前後の希少モデルである
芸能人が501xxを選ぶ理由は希少性、投資価値、差別化、アメリカンカルチャーへの憧憬にある
501xxの見分け方は赤タブ、パッチ、ステッチ、ボタンの刻印などを総合的に判断する必要がある
相場は年代とコンディションで決まり、1940年代製は100万円から600万円程度が目安である
復刻版は本物と比べて生地や製造方法が異なり、価格も2万円から8万円程度と大きく違う
人気年代は1940年代から1960年代で、特に1947年、1955年、ビッグEモデルが高く評価されている

調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト

https://rankingoo.net/articles/owarai/02264a
https://masagonia.com/archives/%E3%82%AD%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%81%8C%E3%80%8C%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%82%BE%E3%83%B3%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%80%8D%E3%81%A7%E7%A9%BF%E3%81%84%E3%81%9F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%90.html
https://ninki-deepdive.com/levis501-why-popular/
https://www.tiktok.com/discover/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B9-501xx-%E8%8A%B8%E8%83%BD%E4%BA%BA
https://www.leon.jp/fashions/6526
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13218662718
https://dig-it.media/lightning/article/404990/
https://www.nakymavideo.com/shopdetail/675417114.shtml
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/41745
https://www.nakymavideo.com/shopdetail/1058731266.shtml