韓国コンバースと日本の違いを徹底調査！知らないと損する5つの真実｜HAUTE-LINEUP(オートラインナップ)：エルメス・ヴィトン・ハイブランド

韓国旅行でコンバースを見かけて「日本のものと何か違う？」と感じた方も多いのではないでしょうか。実は、韓国で販売されているコンバースと日本のコンバースには、販売元から商品仕様まで大きな違いがあります。

この記事では、韓国コンバースと日本コンバースの違いについて徹底的に調査し、販売権の違い、商品の特徴、価格差、さらには日本への持ち帰りに関する重要な注意点まで詳しく解説します。韓国でしか手に入らない**CT70（チャックテイラー）**の魅力や、実際の購入体験談も交えながら、どこよりもわかりやすくまとめました。

この記事のポイント
✅ 韓国と日本のコンバースは販売元が全く違う会社であること
✅ 韓国コンバースの方がソールが厚く履き心地が良いこと
✅ 日本未発売のCT70が韓国では通常販売されていること
✅ 韓国コンバースの日本持ち込みには法的リスクがあること

韓国コンバースと日本コンバースの基本的な違いを完全解説

販売元が根本的に異なる理由
商品タグとロゴの決定的な違い
ソールの厚さと履き心地の差
シューレースと素材の品質差
CT70（チャックテイラー）は韓国限定販売
価格差とコストパフォーマンスの比較

販売元が根本的に異なる理由

韓国コンバースと日本コンバースの最も大きな違いは、販売元が全く異なる会社であることです。この違いこそが、すべての差異の根本原因となっています。

📊 販売権の違い

地域	販売元	親会社	設立経緯
日本	コンバースジャパン	伊藤忠商事	独自の展開を実施
韓国	コンバースUSA	ナイキ	世界標準のコンバース

日本では、伊藤忠商事傘下のコンバースJAPANが販売権を持っており、独自の商品展開を行っています。一方、韓国ではナイキ傘下のコンバースUSAが販売権を持っており、これが世界標準のコンバースとなります。

この販売権の違いにより、伊藤忠商事は韓国で販売されているコンバース製品の日本への輸入を禁止しています。そのため、法律上は韓国のコンバースは日本では「偽物」として扱われるという複雑な状況が生まれています。

同じ「CONVERSE」ブランドでありながら、商標権の関係で別物として扱われるという、一般消費者には理解しにくい状況となっているのが現状です。この違いを理解することで、なぜ韓国と日本でコンバースの仕様が異なるのかが明確になります。

商品タグとロゴの決定的な違い

韓国コンバースと日本コンバースを見分ける最も分かりやすいポイントが、商品タグとロゴの違いです。これらの違いを知っていれば、一目で区別することができます。

👟 タグの比較

部位	日本コンバース	韓国コンバース
ヒールラベル	白地に「ALL★STAR」のみ	黒地に「Chuck Taylor」文字入り
ソールタグ	「ALL★STAR」のみ	「CONVERSE」と記載
商品名	キャンバスオールスターOX	チャッククラシック

日本の定番モデルでは、かかと部分のヒールラベルが白地で「ALL★STAR」と記載されているのに対し、韓国では黒地に「Chuck Taylor」の文字が入っています。また、ソール部分にも違いがあり、韓国のものには「CONVERSE」というブランド名がしっかりと刻印されています。

特に韓国で人気のCT70モデルでは、「三ツ星」と呼ばれる特別なヒールラベルが採用されており、中央に大きな星、両サイドに小さな星が配置されたデザインとなっています。このラベルは1960年代のオリジナルデザインを忠実に再現したもので、ヴィンテージファンから高い評価を受けています。

商品名も異なり、日本では「キャンバスオールスターOX」と呼ばれるモデルが、韓国では「チャッククラシック」という名称で販売されています。これらの違いは、単なるデザインの違いではなく、販売元の違いから生まれる根本的な差異といえるでしょう。

ソールの厚さと履き心地の差

韓国コンバースの大きな魅力の一つが、ソールの厚さと優れた履き心地です。この違いは実際に履いてみると明確に感じることができ、多くの人が韓国コンバースを選ぶ理由となっています。

📏 ソールの仕様比較

項目	日本コンバース	韓国コンバース	差
ソールの厚さ	約20mm	約25mm	+5mm
クッション性	標準	高い	大幅向上
疲れにくさ	普通	優秀	長時間歩行可能
耐久性	標準	高い	ソールが減りにくい

韓国コンバースは、日本のものと比べて約5mm厚いソールを採用しており、これによりクッション性が大幅に向上しています。特にCT70モデルでは、現代の技術を取り入れた厚めのインソールが使用されており、長時間履いても足が疲れにくい構造になっています。

実際に韓国コンバースを履いた人の感想では、「靴底が柔らかくて履きやすい」「1日歩いても足が痛くならない」という声が多く聞かれます。これは、もともとバスケットシューズとして開発されたオリジナルのチャックテイラーの機能性を、現代の技術で再現した結果といえるでしょう。

一方、日本のコンバースはクラシックなデザインを重視しており、薄いソールによる軽快な履き心地が特徴です。どちらが良いかは個人の好みによりますが、履き心地を重視するなら韓国コンバースの方が優れているという意見が多いのが現状です。

シューレースと素材の品質差

韓国コンバースと日本コンバースでは、シューレースの素材や細かな仕様にも違いがあります。これらの違いは、見た目の印象だけでなく、実用性にも影響を与えています。

🧵 シューレースの比較

素材・仕様	日本コンバース	韓国コンバース
シューレース素材	アクリル製	綿100%
質感	軽量で乾きやすい	高級感があり丈夫
ハトメ（穴）	マット仕上げアルミ	光沢のあるアルミ
つま先ゴム	白色マット	オフホワイト光沢

韓国コンバースでは綿100%のシューレースが採用されており、触り心地が良く高級感があります。また、結びやすく解けにくいという実用面でのメリットもあります。対して日本のコンバースはアクリル製のシューレースを使用しており、軽さと速乾性を重視した仕様となっています。

ハトメ部分（シューレースを通す穴の金属部分）にも違いがあり、韓国コンバースは光沢感のある仕上げとなっています。これにより、全体的により洗練された印象を与えています。

つま先部分のゴム素材にも差があり、韓国コンバースはオフホワイトの光沢のある素材を使用しており、ヴィンテージ感を演出しています。このオフホワイトの色合いが、復刻版モデルならではの特別感を醸し出しており、ファッション性を重視する人から高く評価されています。

CT70（チャックテイラー）は韓国限定販売

韓国コンバースの最大の魅力といえるのが、日本では正規販売されていないCT70（チャックテイラー）モデルです。このモデルは韓国では通常のラインナップとして販売されており、多くのK-POPアイドルも愛用しています。

🌟 CT70の特徴

項目	詳細	魅力ポイント
正式名称	Chuck Taylor’70	1960-70年代の復刻版
ヒールラベル	三ツ星デザイン	ヴィンテージ感満載
ソール厚	約25mm	現行オールスターより5mm厚
アンクルパッチ	「70」の文字入り	限定モデルの証

CT70は、1960年代から1970年代に作られていたオールスターの復刻版で、当時のデザインを細部まで忠実に再現しています。最大の特徴は、かかと部分の「三ツ星ヒールラベル」で、中央に大きな星、両サイドに小さな星が配置されたデザインとなっています。

韓国での価格は**約95,000ウォン（約9,500円）**で、日本でネット購入すると15,000円前後することを考えると、かなりお得な価格設定となっています。ハイカットモデルは99,000ウォン（約9,900円）で販売されており、こちらも日本価格と比較すると非常にリーズナブルです。

BLACKPINKのジェニーをはじめ、多くのK-POPアイドルがCT70を愛用していることもあり、韓国では非常に人気が高いモデルとなっています。韓国旅行の際には、ぜひチェックしたいアイテムの一つといえるでしょう。

価格差とコストパフォーマンスの比較

韓国コンバースと日本コンバースでは、価格面でも大きな違いがあります。為替レートの影響もありますが、一般的に韓国の方が安く購入できる傾向にあります。

💰 価格比較表

モデル	韓国価格	日本価格	価格差
定番クラシック	59,000W（約5,900円）	6,264円	-364円
CT70 ローカット	95,000W（約9,500円）	15,000円前後	-5,500円
CT70 ハイカット	99,000W（約9,900円）	16,000円前後	-6,100円

定番のクラシックモデルでは、韓国の方が約300円程度安い程度ですが、CT70モデルでは5,000円以上の価格差があります。これは、日本では正規販売されておらず、個人輸入や代行業者を通じた購入が主流となっているためです。

さらに韓国では**タックスリファンド（税金還付）**も利用でき、約500円程度が戻ってくる場合があります。また、一部の店舗では謎の韓国割引制度があるという報告もあり、実際にABCマートで5,000ウォン（約500円）の割引を受けたという体験談もあります。

コストパフォーマンスを考えると、特にCT70モデルについては韓国での購入が圧倒的にお得といえるでしょう。ただし、後述する持ち帰りのリスクも考慮する必要があります。

韓国コンバース購入と持ち帰りの完全ガイド

韓国コンバースの購入場所と入手方法
日本への持ち帰りは法的にアウトな理由
実際の持ち帰り方法と成功事例
税関で没収されるリスクと対策
偽物の見分け方と注意点
日本で買える代替の厚底コンバース
まとめ：韓国コンバースと日本の違いの全て

韓国コンバースの購入場所と入手方法

韓国でコンバースを購入する場合、多くの店舗で取り扱いがあります。日本と違って特別なモデルではないため、比較的簡単に見つけることができます。

🏪 主な購入場所

店舗タイプ	店舗名	特徴	CT70取扱
直営店	コンバース明洞店	品揃え豊富	✅
直営店	コンバース弘大店	カスタム可能	✅
量販店	ABCマート	各地に店舗	✅
アウトレット	現代アウトレット東大門	掘り出し物あり	✅

コンバース直営店では、最も品揃えが豊富で、限定モデルや特別なカラーバリエーションも取り扱っています。特に弘大店ではカスタマイズサービスも利用でき、オリジナルのコンバースを作ることも可能です。

意外にもABCマートでもCT70は普通に販売されており、明洞店では人気の厚底モデルも購入できます。ただし、人気モデルはサイズによっては売り切れていることもあるため、複数店舗を回ることをおすすめします。

東大門の現代アウトレットでは、Run Star Motionなどの特殊モデルも取り扱っており、掘り出し物を見つけられる可能性があります。店員さんに欲しいモデルのサイズを伝えて他店舗の在庫を確認してもらうことも可能で、親切に対応してくれることが多いようです。

購入時はパスポートの提示が必要な場合があるため、必ず持参するようにしましょう。

日本への持ち帰りは法的にアウトな理由

韓国で購入したコンバースの日本への持ち帰りは、法律上は禁止されているというのが公式見解です。この背景には複雑な商標権の問題があります。

⚖️ 法的な問題点

問題	詳細	根拠
商標権侵害	日本では偽物扱い	伊藤忠商事の販売権
輸入差止	2011年から厳格化	東京税関の措置
個人使用も対象	例外なし	法律上の建前

2011年に東京税関で輸入差止めの措置が取られて以降、韓国のコンバースは個人使用目的であっても日本国内への持ち込みが禁止されています。これは、日本でのコンバース販売権を持つ伊藤忠商事が、韓国で販売されているコンバース製品の輸入を禁止しているためです。

法律上は、販売目的とみられなければ大丈夫というわけではなく、個人使用目的であっても輸入禁止の対象となります。同じ「CONVERSE」ブランドでありながら、販売元が異なるために「偽物」として扱われるという、一般消費者には理解しにくい状況となっています。

過去には大手通販サイトでも韓国コンバースが販売されていましたが、現在では販売を完全にストップしています。BUYMAなどの個人輸入代行サービスでも、韓国コンバースの販売は「法律上禁止されています」という警告が表示されるようになっています。

実際の持ち帰り方法と成功事例

法律上は禁止されているものの、実際には1〜2足程度であれば持ち帰れているケースが多く報告されています。ただし、これは法的リスクがないということではありません。

📋 実際の持ち帰り方法

方法	成功率	リスク	備考
履いて帰る	高い	低〜中	私物扱い
1〜2足手荷物	中〜高	中	販売目的でないと判断される可能性
複数足持参	低い	高	販売目的と疑われる

最も成功率が高いとされるのが**「履いて帰る」**方法です。実際に履いているため私物として扱われ、問題になりにくいという理屈です。多くの体験談では、韓国コンバースを履いて帰国しても特に問題なかったという報告があります。

1〜2足の手荷物での持ち帰りも、比較的成功率が高いとされています。少数であれば個人使用と判断され、見逃されることが多いようです。実際に「1足は履いて、1足は手荷物で」という方法で持ち帰りに成功した例も多数報告されています。

ただし、これらはあくまで**「たまたま問題にならなかった」**という事例であり、法的には違反行為であることに変わりはありません。税関職員の判断によっては没収される可能性があることを理解した上で、自己責任で判断する必要があります。

税関で没収されるリスクと対策

韓国コンバースを持ち帰る際の最大のリスクは、税関での没収です。没収された場合、商品は返却されず、購入代金も戻ってきません。

🚨 没収リスクと対策

リスク要因	対策	効果
複数足所持	1〜2足に限定	リスク軽減
新品状態	履いて使用感を出す	私物感をアピール
箱・タグ付き	箱は捨てる、タグは切る	販売目的感を消す
免税品扱い	免税手続きをしない	商用と疑われるリスク軽減

没収されるリスクを下げるためには、商用目的ではないことをアピールすることが重要です。複数足持参すると転売目的と疑われるため、1〜2足に留めることが基本となります。

新品状態のまま持ち帰ると商品として扱われる可能性が高くなるため、実際に履いて使用感を出すことが推奨されています。また、購入時の箱やタグは処分し、私物感を演出することも重要なポイントです。

免税手続きを行うと商用目的と疑われる可能性があるため、韓国コンバースについては免税手続きを避けるという選択肢もあります。ただし、これにより税金分の損失が発生することになります。

最も重要なのは、没収される可能性があることを理解した上で購入することです。没収されても諦められる金額の範囲内で購入することをおすすめします。

偽物の見分け方と注意点

韓国でコンバースを購入する際には、偽物を掴まされるリスクもあります。正規店での購入が基本ですが、偽物の見分け方も知っておくと安心です。

🔍 偽物チェックポイント

チェック項目	本物の特徴	偽物の特徴
ヒールラベル	三ツ星が正確な配置	デザインが不正確
ソールの質感	厚くクッション性良好	薄い、硬い
シューレース	綿100%、質感良好	アクリル製、安っぽい
価格	適正価格帯	極端に安い

CT70の偽物で最も多いのが、ヒールラベルの不正確な再現です。本物は中央に大きな星、両サイドに小さな星が正確に配置されていますが、偽物はデザインが不正確だったり、フォントが異なることがあります。

ソールの厚さと質感も重要なチェックポイントです。本物のCT70は約5mm厚いソールを採用しており、クッション性に優れています。偽物はソールが薄かったり、硬い素材を使用していることが多いため、触ってみれば違いが分かります。

極端に安い価格で販売されている場合は、偽物の可能性が高いため注意が必要です。市場価格と比較して明らかに安すぎる場合は、購入を避けることをおすすめします。

最も確実なのは、コンバース直営店やABCマートなどの正規販売店で購入することです。これらの店舗では偽物が販売される可能性は極めて低いため、安心して購入できます。

日本で買える代替の厚底コンバース

韓国コンバースの持ち帰りにリスクを感じる方には、日本で正規販売されている厚底コンバースという選択肢もあります。最近では日本でも厚底ブームに合わせて様々なモデルが展開されています。

👟 日本で購入可能な厚底コンバース

モデル名	特徴	価格帯	入手性
ALL STAR LIFTED	プラットフォームソール	8,000円〜	容易
ALL STAR SHARKSOLE	ギザギザソール	9,000円〜	普通
ALL STAR TREKWAVE	アウトドア風デザイン	10,000円〜	普通
ALL STAR CHUNK	ボリューム感重視	8,500円〜	容易