プラダの財布にあるシリアルナンバーはどこにある？見つける場所と確認方法を完全解説｜HAUTE-LINEUP(オートラインナップ)：エルメス・ヴィトン・ハイブランド

プラダの財布を手に入れたものの、「シリアルナンバーってどこにあるの？」と疑問に思ったことはありませんか？本物かどうかを確認したい時や、買取に出す際にシリアルナンバーの場所がわからないと困ってしまいますよね。

この記事では、プラダ財布のシリアルナンバーがある具体的な場所から、型番の確認方法、さらには本物と偽物を見分けるポイントまで、徹底的に調査してどこよりもわかりやすくまとめました。プラダ財布を持っている方はもちろん、これから購入を検討している方にも役立つ情報を独自の考察も交えて紹介します。

この記事のポイント
✓ プラダ財布のシリアルナンバーがある5つの場所がわかる
✓ ギャランティーカードでの型番確認方法を理解できる
✓ 本物と偽物を見分ける10のチェックポイントを習得できる
✓ プラダ特有の型番ルールと命名規則が身につく

プラダ財布のシリアルナンバーがある場所と確認方法

プラダ財布のシリアルナンバーは内側の白タグまたは革タグにある
ギャランティーカードでも型番とシリアルナンバーを確認できる
カード入れの裏側など隠れた場所に数字刻印がある場合も
プラダの型番は「1M」「2M」で始まる規則性がある
金具部分にも刻印されている場合がある
古いモデルではシリアルナンバーがない場合もある

プラダ財布のシリアルナンバーは内側の白タグまたは革タグにある

プラダの財布でシリアルナンバーを探す際、最も確実な場所は財布の内側にある白タグです。この白タグは生産工場を示した数字が書かれており、本物のプラダ製品には必ず付いています。

白タグは通常、財布の内側のポケットの中やカード入れ部分の裏側に縫い付けられています。小さな白い布製のタグで、黒い数字で工場番号が印字されているのが特徴です。一般的には2桁から3桁の数字が記載されており、例えば「85」や「102」といった表記が見られます。

📍 白タグの主な設置場所

設置場所	特徴	確認方法
内側メインポケット	最も一般的な場所	ポケットの奥を丁寧に確認
カード入れの裏側	隠れて見つけにくい	カードスリーブを1つずつチェック
小銭入れ内部	ファスナー付き小銭入れに多い	ファスナーを開けて内壁を確認
札入れ部分	仕切りの裏側	紙幣を入れる部分の内側

ただし、白タグが見つからない場合でも偽物とは限りません。古いモデルや特定のシリーズでは白タグではなく、革製のタグにシリアルナンバーが刻印されている場合があります。革タグの場合は、通常よりも小さく、同じく財布の内側に縫い付けられています。

シリアルナンバーを確認する際は、数字の字体にも注目してください。本物のプラダでは、必ずゴシック体で印字されており、文字の太さが均一です。偽物では文字が不揃いだったり、フォントが異なる場合が多いため、この点も重要な判別ポイントになります。

白タグや革タグが複数枚付いている場合もありますが、これは製造工程で必要な情報を記載するためであり、本物の証拠の一つと考えて良いでしょう。

ギャランティーカードでも型番とシリアルナンバーを確認できる

プラダの正規品を購入した際に必ず付属する**ギャランティーカード（保証書）**は、シリアルナンバーを確認するもう一つの重要な手段です。このカードには製品の詳細情報が記載されており、財布本体のシリアルナンバーと照合することができます。

ギャランティーカードで確認できる主な情報は以下の通りです：

🔍 ギャランティーカード記載情報

項目	表記例	意味
型番	1ML506_QRD_F0002	製品の識別番号
素材	VIT.DAINO	イタリア語での素材表記
色	NERO（黒）、CUOIO（ベージュ）	イタリア語での色表記
購入店舗	スタンプ印字	正規販売店の証明
購入日	スタンプ印字	購入した日付

特に重要なのは、購入場所と購入日がスタンプで押されているかという点です。手書きではなく、しっかりとしたスタンプが押されている場合は本物である可能性が非常に高くなります。

ただし、アウトレット商品の場合は例外があります。プラダのアウトレット商品は正規品でありながら、ギャランティーカードに購入場所と購入日が印字されないことがあります。これは売れ残り商品や作りすぎた商品を定価よりも値下げして販売するためで、本物であることに変わりはありません。

また、ギャランティーカードの表面にあるPRADAロゴを囲む鎖模様にも注目してください。本物では、一つ一つの鎖の中に必ず小さな点が丁寧に描かれています。偽物ではこの細かい点が省略されていることが多いため、真贋判定の重要なポイントとなります。

型番をインターネットで検索してみるのも有効な方法です。本物であれば、同じ商品が公式サイトや信頼できる通販サイトで見つかるはずです。古いモデルの場合は検索結果に出ない場合もありますが、現行品や比較的新しいモデルであれば必ず検索結果に表示されます。

カード入れの裏側など隠れた場所に数字刻印がある場合も

プラダの財布では、白タグ以外にもカード入れの裏側や内壁部分に直接数字が刻印されている場合があります。特にサフィアーノレザーを使用したラウンドファスナータイプの財布では、この方法でシリアルナンバーが記載されることが多く見られます。

実際の使用例として、サフィアーノのラウンドファスナー財布では「カード入れの裏のところの表面に3桁の数字」が刻印されているケースが報告されています。これは製造時に直接レザーに型押しされるため、偽物では再現が困難とされています。

🎯 隠れた場所のシリアルナンバー確認ポイント

チェック箇所	確認方法	注意点
カードスリーブ裏	各スリーブを個別に確認	小さな数字なので見落としやすい
内壁の隠れた部分	懐中電灯等で照らして確認	レザーと同色で見えにくい場合がある
仕切り部分の裏	仕切りをめくって確認	接着部分に刻印されている場合も
金具の裏側	ボタンやスナップの裏	拡大鏡があると確認しやすい

これらの隠れた場所にある刻印は、通常2桁から4桁の数字で構成されており、製造ロットや品質管理番号を示しています。本物の場合は刻印が非常に鮮明で、文字の深さも均一です。

偽物の場合、こうした細かい部分の刻印は省略されるか、あっても浅くて不鮮明な場合が多いため、真贋判定の重要な手がかりとなります。特に、レザーに直接刻印された数字は、特殊な工具と技術が必要なため、偽物では再現が困難とされています。

ただし、すべてのプラダ財布にこのような隠れた刻印があるわけではありません。モデルや製造時期によって異なるため、見つからない場合でも偽物と判断するのは早計です。他の要素と合わせて総合的に判断することが重要です。

刻印を確認する際は、良い照明の下で拡大鏡を使用することをおすすめします。スマートフォンのカメラの拡大機能も活用できますが、実際に目で見て確認する方がより正確な判断ができるでしょう。

プラダの型番は「1M」「2M」で始まる規則性がある

プラダの財布には独特の型番システムがあり、これを理解することでシリアルナンバーの確認がより簡単になります。プラダの財布製品の型番は、性別によって明確に区別されており、この規則性を知っていれば偽物を見抜くことも可能です。

プラダの財布型番は、アンダーバーを含めて17桁または16桁で構成され、3つのユニットに分けられます：

📋 プラダ財布の型番構造

ユニット	文字数	意味	例
ファーストユニット	6桁	モデル番号（性別含む）	1ML506, 2MO513
セカンドユニット	3-4桁	素材コード	QRD, 2EGM
サードユニット	5桁	カラーコード	F0002, F0216

レディース財布の場合、型番は必ず「1M」で始まります。例えば：

1ML506_QRD_F0002（レザー財布ブラック）
1MV204_2BFM_F0011（サフィアーノレザーレッド）

メンズ財布の場合、型番は必ず「2M」で始まります。例えば：

2ML317_2EGM_F0002（ドキュメントケースブラック）
2MO738_C5S_F0216（サフィアーノカーフネイビー）

この規則性を知っていれば、購入予定の財布や手持ちの財布が正しい型番システムに従っているかを確認できます。偽物の多くは、この細かい命名規則を正確に再現できていないため、型番を見るだけで真贋の手がかりを得ることができます。

特に注目すべきは**サードユニット（カラーコード）**です。プラダでは色ごとに決まったコードがあり、例えばブラックは「F0002」、ネイビーは「F0216」といった具合に統一されています。同じ色であれば、異なる素材の製品でも同じカラーコードが使用されるため、この一貫性も本物かどうかを判断する材料となります。

金具部分にも刻印されている場合がある

プラダの財布では、金属パーツやハードウェア部分にもシリアルナンバーや製造情報が刻印されている場合があります。これらの刻印は偽造が特に困難とされており、真贋判定において非常に重要な要素となっています。

主な金具刻印の場所と特徴は以下の通りです：

⚙️ 金具部分の刻印チェックポイント

金具の種類	刻印内容	確認方法
ファスナープル	PRADA刻印	引き手部分の表面と裏面
スナップボタン	製造番号	ボタンの裏面（凹部分）
底鋲（そこびょう）	PRADA×2箇所	鋲の表面に2つのロゴ
Dリングやナスカン	ブランド刻印	金具の側面や裏面

特にファスナー部分は重要なチェックポイントです。本物のプラダでは、メインファスナーに必ずriri（リリ）、Lampo（ランポ）、IPI（アイピーアイ）のいずれかの製造会社の刻印があります。これらはすべて高級ファスナーメーカーで、プラダが品質にこだわって使用している証拠です。

riri社のファスナーの場合、「riri」の文字と「M6」のような「アルファベット1文字＋数字1文字」の組み合わせが刻印されています。Mはriri社のメタル（METAL）モデルを表し、数字は歯の幅を示しています。

底鋲がある財布の場合、一つの底鋲に2箇所のPRADA刻印があります。本物では文字が小さめで非常に鮮明に彫られており、偽物のような文字周りの粗い凹みはありません。

金具の刻印を確認する際の注意点として、メッキの品質も同時にチェックしましょう。本物のプラダでは、どの角度から見てもムラのない美しいメッキが施されており、縦線や粒々といった不具合は見られません。偽物では角度を変えて見るとメッキにムラがあったり、すでに剥がれが始まっていることが多いです。

古いモデルではシリアルナンバーがない場合もある

プラダの財布において、製造年代が古いモデルでは現在のようなシリアルナンバーシステムが確立されていなかった可能性があります。特に1990年代以前の製品や、初期のナイロンバッグで有名になった時代の財布では、現在のような白タグや型番システムが採用されていない場合があります。

🕰️ 年代別シリアルナンバーの変遷

年代	シリアルナンバー	特徴
1990年代以前	なしまたは簡素	ブランドタグのみの場合も
2000年代初頭	導入期	白タグが徐々に採用
2010年代以降	完全実装	現在の17桁型番システム
現在	高度化	QRコードなど新技術も

古いモデルでシリアルナンバーが見つからない場合でも、他の要素で本物かどうかを判断することができます：

素材の質感：本物のプラダレザーは独特の手触りと経年変化を示します
縫製の品質：一縫いの長さが均等で、糸の処理が丁寧です
ハードウェア：金具類の重量感と仕上がりが高品質です
ロゴの精度：PRADAロゴの文字間隔やフォントが正確です

ヴィンテージプラダの場合、正規販売店での鑑定サービスを利用することも一つの方法です。プラダの直営店では、古いモデルでも製品の真贋鑑定を行ってくれる場合があります。ただし、これは有料サービスとなることが多いです。

また、古いモデルの場合は修理サービスの対象外となることもあります。部品の在庫がない場合や、現在の品質基準と異なる場合は、正規店でも修理を受け付けてもらえない可能性があることを理解しておきましょう。

コレクターズアイテムとしてのヴィンテージプラダを購入する際は、シリアルナンバーよりも全体的な作りの品質や時代背景との整合性を重視して判断することが重要です。信頼できるヴィンテージショップや、プラダに詳しい専門家の意見を求めることをおすすめします。

プラダ財布の真贋判定とシリアルナンバー以外のチェックポイント

白タグの有無が本物と偽物を見分ける最重要ポイント
ファスナーの製造会社刻印で真贋を判定する方法
PRADAロゴの細かい違いで偽物を見抜くコツ
ボタンの構造と刻印で本物かどうか確認する
縫製品質とメッキの仕上がりで判断するポイント
ギャランティーカードの見方と偽物の特徴
まとめ：プラダ財布のシリアルナンバーはどこにあるか総括

白タグの有無が本物と偽物を見分ける最重要ポイント

プラダの財布で最も確実な真贋判定基準となるのが白タグの存在です。この白い小さなタグは、製造工場を示す重要な証明書のような役割を果たしており、本物のプラダ製品には必ず付いています。偽物の多くはこの白タグを省略するか、あっても品質が粗悪です。

白タグで確認すべき重要なポイントは以下の通りです：

🏷️ 本物の白タグの特徴

チェック項目	本物の特徴	偽物の特徴
数字の印字	真っ黒で濃い	薄い・かすれている
字体	ゴシック体で均一	不揃い・異なるフォント
タグの材質	しっかりした布製	薄い・安っぽい紙質
縫い付け	丁寧な縫製	雑な縫い付け
数字の桁数	2-3桁が一般的	異常に多い・少ない

特に注目すべきは数字の字体です。本物のプラダでは必ずゴシック体が使用されており、文字の縦横幅（太さ）が均一です。例えば「4」の字を見た時、本物では角がしっかりとした四角形になっていますが、偽物では丸みを帯びていたり、線の太さがバラバラだったりします。

白タグが2枚付いている場合もありますが、これは製造工程で必要な異なる情報（製造番号と品質管理番号など）を記載するためで、偽物の証拠ではありません。むしろ、細かい管理が行き届いている本物の証拠と考えられます。

白タグの印字は、爪で引っ掻いても絶対に消えません。本物のプラダでは特殊なインクと印刷技術を使用しているため、日常的な使用や多少の摩擦では文字が薄くなることはありません。一方、偽物では簡単に文字が剥がれたり、色移りしたりすることがあります。

また、白タグがない場合でも即座に偽物と判断するのは危険です。前述したように、古いモデルやアウトレット商品では白タグがない場合もあります。その場合は、他の要素と合わせて総合的に判断する必要があります。

白タグを確認する際は、タグの取り付け位置にも注目してください。本物では、タグが財布の構造を邪魔しない適切な場所に、しっかりとした縫製で取り付けられています。偽物では取り付け位置が不自然だったり、縫い目が雑だったりすることが多いです。

ファスナーの製造会社刻印で真贋を判定する方法

プラダの財布で使用されるファスナーは、真贋判定において非常に重要なチェックポイントです。プラダは品質にこだわり、特定の高級ファスナーメーカーの製品のみを使用しているため、この点を確認すれば偽物を確実に見抜くことができます。

プラダが使用する正規ファスナーメーカーは以下の3社です：

🔧 プラダ認定ファスナーメーカー

メーカー名	刻印の特徴	品質レベル
riri（リリ）	「riri M6」形式	最高級（スイス製）
Lampo（ランポ）	サイン風の刻印	高級（イタリア製）
IPI（アイピーアイ）	「IPI」単体刻印	高品質（イタリア製）

riri社のファスナーが最も一般的で、「riri」の文字と「M6」のような組み合わせが刻印されています。Mは「METAL」（メタル）を意味し、数字は歯の幅を表しています。このファスナーは金属製特有の重厚感があり、開閉がスムーズです。

Lampo社のファスナーでは、「Lampo」がサインのような流線的な書体で刻印されています。イタリアの老舗ファスナーメーカーで、プラダとの長い取引実績があります。

重要なのは、メインファスナーにこれらの刻印があるかどうかです。内側の小さなポケットのファスナーには刻印がない場合もありますが、財布を開閉するメインのファスナーには必ず刻印があります。

偽物でよく見られる問題点：

ファスナーに刻印が全くない
上記3社以外のメーカー名が刻印されている
刻印があっても文字が不鮮明
プラスチック製で安っぽい作り
開閉時にひっかかりや異音がする

ファスナーの動作確認も重要です。本物のプラダでは、ファスナーの開閉が非常にスムーズで、引っ掛かりや異音がありません。ファスナープルの形状も独特で、握りやすく設計されています。

偽物のファスナーは、見た目は似ていても実際に使ってみると品質の差が明らかになります。数回開閉しただけで動きが悪くなったり、ファスナープルが取れてしまったりすることがあります。

PRADAロゴの細かい違いで偽物を見抜くコツ

プラダのロゴは一見シンプルに見えますが、実は非常に精密に設計されており、細かい部分に本物と偽物の決定的な違いが現れます。この違いを知っていれば、パッと見ただけでも偽物を見抜けるようになります。

まず最も重要なのが**「R」の文字の斜め線**です：

📝 PRADAロゴの真贋チェックポイント

文字	本物の特徴	偽物の特徴
R	斜め線に切れ込みがある（ひし形状）	のっぺりした直線
A（2つ）	完全に同じ形状	微妙に形が異なる
P	太字で均一	線が細い・太さが不均一
D	角が丸すぎない適度なカーブ	角が丸すぎる・直線的すぎる

「R」の斜め線の切れ込みは、本物の決定的な特徴です。この切れ込みにより、斜め線の部分がひし形のような形になります。これは製造時に特別な技術を要するため、偽物では省略されることが多いです。

「A」の文字にも注意深く観察してください。PRADAには「A」が2つありますが、本物では2つのAが完全に同じ形状です。特にAの中の三角形部分の大きさを比較すると、偽物では微妙にサイズが異なることがあります。

内側のナイロン部分に印刷されている連続PRADAロゴでは、「A」の横線に結び目があるかどうかが重要なポイントです。本物では、Aの横線の中央に小さな結び目があり、線が2本に分かれているように見えます。偽物では結び目がなく、1本の直線になっています。

商標マーク「®」の有無も確認しましょう。本物のプラダロゴには必ず®マークが付いています。偽物ではこのマークが省略されていることが多いです。

ロゴの**糸ステッチ（刺繍）**の場合は、糸の密度と均一性をチェックしてください。本物では非常に密度の高い美しいステッチが施されており、糸が出ていたり歪んだりしていません。偽物では糸の処理が雑で、ステッチラインが歪んでいることがあります。

ロゴの配置位置も重要です。本物では、ロゴが財布のデザインの一部として計算された位置に配置されています。偽物では位置がずれていたり、サイズが適切でなかったりすることがあります。

ボタンの構造と刻印で本物かどうか確認する

プラダの財布に使用されるボタンやスナップは、真贋判定において見落とされがちですが、実は非常に重要なチェックポイントです。本物のプラダでは、こうした細部にも高い品質基準が適用されており、偽物との明確な違いが現れます。

プラダのボタンには凸部分と凹部分があり、特に凹部分の構造が重要です：

🔘 プラダボタンの真贋チェック項目

チェック部分	本物の特徴	偽物の特徴
2本の棒の位置	RとDの位置に正確に配置	位置がずれている
PRADAロゴサイズ	適切なサイズで鮮明	大きすぎる・小さすぎる
周囲の点模様	大きく均等に配置	小さい・間隔が狭い
文字の深さ	適切な深さで鮮明	浅すぎる・深すぎる
全体の品質	高級感のある仕上がり	安っぽい・粗雑な作り

本物のプラダボタンでは、凹部分の中に2本の細い棒があります。この棒の位置が重要で、「PRADA」文字のRとDの部分から、反対側のRとDの位置に向かって正確に配置されています。偽物では、この棒の位置がずれていたり、そもそも棒がなかったりします。

ボタン周囲の点模様も特徴的です。本物では、ボタンの縁に沿って均等な大きさの点が適切な間隔で配置されています。点と点の間には、もう一つ点が入りそうなほどの十分な間隔があります。偽物では、点が小さすぎたり、間隔が狭すぎたりします。

PRADAロゴの刻印自体も確認ポイントです。本物では、文字が適切なサイズで非常に鮮明に刻印されており、文字の周りが過度に凹んでいません。偽物では、文字が大きすぎて全体のバランスが悪かったり、文字の周りが深く凹みすぎてぼやけた印象を与えたりします。

スナップボタンの場合、開閉時の感触も重要な判断材料です。本物では、適度な抵抗感があり、「パチン」という心地よい音がします。偽物では、開閉が軽すぎたり重すぎたりして、音も不自然です。

ボタンの材質も確認してください。本物のプラダでは、高品質な金属が使用されており、適度な重量感があります。表面の仕上げも美しく、傷や錆に強い特殊な処理が施されています。偽物では、軽すぎる材質が使用されていたり、すぐに変色したりします。

縫製品質とメッキの仕上がりで判断するポイント

プラダの財布において、縫製の品質は職人の技術力を示す重要な要素であり、本物と偽物を区別する確実な方法の一つです。イタリアの伝統的なレザークラフト技術に基づく本物の縫製は、偽物では再現が困難とされています。

縫製品質の主要チェックポイント：

🧵 縫製品質の比較

項目	本物の特徴	偽物の特徴
一縫いの長さ	完全に均等	バラバラで不均等
縫い目の直線性	一直線上に配置	蛇行・大きなずれ
糸の処理	丁寧な始末	ほつれ・糸の飛び出し
縫い目の間隔	等間隔で美しい	間隔が不規則
縫い目の深さ	適切で一定	深すぎる・浅すぎる

本物のプラダでは、一縫いの長さが完全に均等で、縫製全体が美しい一直線上に配置されています。多少のずれがある場合もありますが、それは手作業による自然なものであり、全体の品質を損なうものではありません。

一方、偽物では縫い目の処理が非常に雑で、糸がぐちゃぐちゃになっていることが多いです。また、縫製ライン全体が大きくずれて斜めになっていることもあり、これは本物では絶対にあり得ません。

メッキ品質も重要な判断基準です。本物のプラダでは、ファスナープルや金具類のメッキが非常に美しく、どの角度から見てもムラがありません：

✨ メッキ品質の違い

角度・条件	本物	偽物
正面から	均一で美しい光沢	ムラがある・くすんでいる
斜めから	変わらず美しい	縦線や粒々が見える
強い光の下	高級感のある輝き	安っぽい反射
使用後	変化しにくい	すぐに剥がれる・変色

本物のメッキは、特殊な技術により非常に均一に施されており、長期間使用しても品質を保ちます。偽物では、メッキの技術が劣るため、購入時から既にムラがあったり、使用開始後すぐに剥がれが始まったりします。

糸の品質も確認してください。本物では、レザーに適した高品質な糸が使用されており、色もレザーとの調和を考えて選ばれています。偽物では、安価な糸が使用されており、色合いが不自然だったり、強度が不十分だったりします。

縫製を確認する際は、全体のバランスも見てください。本物では、デザイン全体の調和が考慮されており、縫製ラインが財布の美しさを引き立てています。偽物では、縫製ラインがデザインを損なっていることが多いです。

ギャランティーカードの見方と偽物の特徴

**ギャランティーカード（保証書）**は、プラダ製品の真正性を証明する最も重要な書類の一つですが、同時に最も偽造されやすいアイテムでもあります。偽物のギャランティーカードも大量に出回っているため、正しい見方を知っていることが重要です。

本物のギャランティーカードの特徴：

📋 ギャランティーカードの真贋チェック

チェック項目	本物の特徴	偽物の特徴
紙質	厚手で高品質	薄い・安っぽい
印刷品質	鮮明で美しい	かすれ・色むら
鎖模様の点	各鎖に丁寧に描かれた点	点が省略・粗雑
購入情報	スタンプで印字	手書き・印字なし
文字の黒さ	真っ黒で濃い	薄い・グレー

特に重要なのが表面のPRADAロゴを囲む鎖模様です。本物では、一つ一つの鎖の中に必ず小さな点が丁寧に描かれています。この点は非常に細かい作業で、偽物では省略されたり、粗雑に描かれたりしています。

購入場所と購入日の記載も重要なチェックポイントです：

🏪 購入情報の確認方法

購入タイプ	記載方法	信頼度
正規店購入	スタンプで鮮明に印字	最高
百貨店購入	店舗スタンプ	高い
アウトレット	印字なし（正規品）	中程度
手書き記載	偽物の可能性大	低い

正規販売店で購入された本物では、必ずスタンプで購入場所と購入日が印字されています。手書きで記載されている場合は、偽物の可能性が非常に高いです。

ただし、アウトレット商品は例外です。プラダのアウトレット商品は本物でありながら、ギャランティーカードに購入情報が印字されないことがあります。これは売れ残り品や作りすぎた商品の流通管理のためです。

型番情報の確認も重要です。カードに記載された型番をインターネットで検索して、同じ商品が見つかるかを確認してください。本物であれば、公式サイトや信頼できるサイトで同じ商品が見つかるはずです。

素材と色の表記もチェックしてください。プラダでは、素材や色をイタリア語で表記しています（例：NERO=黒、VIT.DAINO=子牛革）。これらの表記が実物と一致しているか、またスペルが正確かを確認することも真贋判定に役立ちます。

ギャランティーカードの文字は、爪で引っ掻いても絶対に剥がれません。偽物では、簡単に文字が消えたり薄くなったりすることがあります。この物理的なテストも有効な判定方法の一つです。

まとめ：プラダ財布のシリアルナンバーはどこにあるか総括

最後に記事のポイントをまとめます。

プラダ財布のシリアルナンバーは主に内側の白タグに記載されている
ギャランティーカードにも型番とシリアルナンバー情報が記載されている
カード入れの裏側など隠れた場所に直接刻印されている場合もある
レディース財布は「1M」、メンズ財布は「2M」で始まる型番ルールがある
金具部分（ファスナープル、ボタン、底鋲）にも製造情報が刻印されている
古いモデルではシリアルナンバーがない場合もあるが偽物ではない
白タグの有無と数字のゴシック体フォントが真贋判定の最重要ポイント
メインファスナーはriri、Lampo、IPIの3社製のみが正規品
PRADAロゴの「R」の斜め線切れ込みと「A」2文字の同一性が本物の証拠
ボタンの凹部分にある2本の棒の位置が「R」と「D」の位置に対応している
縫製の一縫い長さが均等で糸処理が丁寧なのが本物の特徴
金具のメッキは角度を変えても均一で美しい仕上がり
ギャランティーカードの鎖模様の点と購入情報スタンプが重要
アウトレット商品は本物だが購入情報が印字されない場合がある
総合的な判断が重要で一つの要素だけで偽物と決めつけない

調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12185292497
https://hikakaku.com/blog/all-category/maker-brand/PRADA/4994/
https://brand-hands.co.jp/brand/prada/genuine-checkpoint/
https://jp.mercari.com/item/m67088761960
https://ameblo.jp/n-village2019/entry-12842419717.html
https://www.phe.com.sg/goods/148536140.phtml
https://www.youtube.com/watch?v=5OjRPlRXFfI
https://www.reddit.com/r/femalefashionadvice/comments/1nkbyk/repairing_a_prada_walletshould_i_bring_it_to_a/?tl=ja
https://www.techbridge.in/386192476.phtml
https://www.j-front-retailing.com/_data/news/pressrelease_ja_170215_products_list5.pdf