カルティエのラブブレスは、2022年から2024年にかけて急激な値上がりを続けています。2022年には5月、7月、11月と年間3回の値上げが実施され、2023年4月には7~10%の値上げ、2024年5月にも価格改定が行われました。ダイヤなしのYGモデルを例にとると、2021年の819,000円から2022年7月には940,500円となり、わずか1年で15%以上も価格が上昇しています。
さらに中古市場でも、ここ10年で3倍ほどの価格上昇が見られます。この背景には、海外セレブや若手女優のSNSでの着用、ラッパーなど男性セレブリティの影響力、そしてsacaiなど若い世代に支持されるブランドとのコラボレーションなど、様々な要因があります。
この記事のポイント!
- カルティエ ラブブレスの2021年から2024年までの具体的な価格推移
- 新旧金具の違いと2022年夏以降の仕様変更の詳細
- 中古市場での価格上昇の実態と今後の見通し
- 日本の中古品が世界的に高く評価される理由
カルティエ ラブブレスの値上がりが続く理由
- 2022年以降の値上げラッシュで定価が3倍に
- 市場価格の推移と2024年の最新相場
- ラブブレスが高騰する3つの理由
- 新品購入と中古購入のメリット・デメリット
- 長期保有で資産価値が上がる理由
- 値上がり前に購入すべき人の特徴
2022年以降の値上げラッシュで定価が3倍に
カルティエは2022年に入ってから急激な値上げを実施しています。5月、7月、11月と年内に3回の値上げが行われ、2023年4月17日には7~10%の値上げを実施しました。
特にラブブレスについては、YGモデルの定価が2021年時点で819,000円だったものが、2022年7月には940,500円まで上昇。わずか1年で15%以上の値上げとなりました。
この値上げの背景には、世界的な経済状況や原材料費の変動、為替レートの変化などがあります。カルティエは近年、年に2回程度のペースで値上げを行っています。
2024年5月21日にも価格改定が実施され、ほとんどのアイテムの価格が見直されました。特にトリニティやダムールシリーズでは10%以上の値上げとなったアイテムもあります。
さらに、2024年後半にも値上げが予想されており、過去の傾向から年末に向けて10月から11月頃の値上げが考えられます。
市場価格の推移と2024年の最新相場
中古市場では、ラブブレスの価格がここ10年で約3倍に上昇しています。この価格上昇は、新品の定価上昇以上のペースで進んでいます。
特に、ダイヤモンドが入っているモデルは高額での取引が増えており、ラブリングではダイヤモンド付きモデルで100万円近い買取実績も報告されています。
市場価格の上昇は、円安の影響も大きく受けています。日本国内で買い取った中古品を海外で販売するケースが多く、円安になると海外での販売価格が上がるため、買取価格も連動して上昇します。
日本の中古品は、丁寧な使用と保管が評価され、世界的に高い評価を受けています。そのため、海外バイヤーからの需要も高く、価格を押し上げる要因となっています。
2024年の相場は、新品価格の上昇と円安の継続により、さらなる上昇が予想されています。
ラブブレスが高騰する3つの理由
第一の理由は、海外セレブや若手女優のSNSでの着用頻度の増加です。これにより、若い女性の間でも憧れのジュエリーブランドとしての地位を確立しています。
第二に、カニエ・ウエストをはじめとするラッパーたちの影響力です。特に「クラッシュ」モデルは、世界的オークションで数千万円以上の値が付くほどの人気を集めています。
第三の理由は、ブランドイメージの現代的な進化です。カルティエは従来の王侯貴族向けブランドというイメージから、sacaiなど若い世代に支持されるファッションブランドとのコラボレーションを展開し、新たな層を取り込んでいます。
このような多角的なアプローチにより、幅広い年齢層からの支持を獲得し、需要の増加につながっています。特に男性からの注目も高まっており、ユニセックスなアイテムとしての価値も上昇しています。
歴史あるブランドでありながら、新しい価値観を取り入れることで、「昔のものを使うのがかっこいい」という現代的なトレンドとも合致しています。
新品購入と中古購入のメリット・デメリット
新品購入のメリットは、製品保証が付くことと、自分好みの状態から使い始められる点です。カルティエの国際永久保証書は再販時にプラスの要素となり、買取価格にも影響します。
一方、中古購入のメリットは、新品より安価に購入できることです。ただし、付属品の有無や商品の状態によって、買取価格に大きな差が出る可能性があります。
新品購入のデメリットは、継続的な値上げにより、購入のタイミングによって同じ商品でも価格が大きく異なる点です。一方、中古購入では、商品の真贋や状態の確認が重要となります。
購入時期については、新品は値上げ前、中古は相場が上がる値上げ時期が狙い目とされています。特に2024年は後半に値上げが予想されているため、その前での購入を検討する価値があります。
正規店や専門店でのメンテナンス履歴が残っているものは、中古市場でも高く評価される傾向にあります。定期的なケアと適切な保管が、将来の価値維持に重要です。
長期保有で資産価値が上がる理由
カルティエのジュエリーは、一度値上げした商品を値下げすることがないため、定価は年々上昇していく傾向にあります。この方針により、中古市場での最低価格も自然と上昇していきます。
日本の中古品は、丁寧な使用と保管が特徴とされ、世界的に高い評価を受けています。そのため、国内で買い取った中古品は、海外でも高値で取引されています。
また、円安の影響により、海外での販売価格が上がると、国内の買取価格も連動して上昇する傾向にあります。これは、海外バイヤーからの需要が価格を押し上げる要因となっているためです。
特にダイヤモンドが入ったモデルは、素材価値も加わり、より高額での取引が期待できます。トリニティリングでも、高額モデルでは100万円近い値が付くことがあります。
長期保有における重要なポイントは、付属品の保管と定期的なメンテナンスです。国際永久保証書や箱などの付属品は、将来の売却時に価値を左右する重要な要素となります。
値上がり前に購入すべき人の特徴
将来的な資産価値を考えている人にとって、現在は購入の好機といえます。特に2024年後半に予想される値上げ前の購入を検討する価値があります。
長期保有を前提に考えている人は、付属品の管理やメンテナンスに気を配れる人が向いています。正規店でのメンテナンス履歴は、将来の売却時に価値を高める要素となります。
投資目的だけでなく、実際に使用することを考えている人も、値上がり前の購入がお勧めです。カルティエの製品は、使用による経年変化も味わいとして評価される傾向にあります。
新品購入を考えている場合は、値上げ前に購入することで、同じ商品でもより有利な価格で手に入れることができます。特にダイヤモンドモデルは、値上がり幅が大きい傾向にあります。
この先も値上げが続くと予想される中、早めの購入検討が賢明かもしれません。ただし、購入後のケアと保管方法についても事前に理解しておく必要があります。
カルティエ ラブブレスの価値を保つための基礎知識
- つけっぱなしOK?正しい着用方法
- ビスの仕様変更と新旧モデルの違い
- 金種による価格差と経年変化の特徴
- ダイヤモンドモデルの価格推移と特徴
- サイズ選びのポイントと価格への影響
- まとめ:カルティエ ラブブレスは値上がり傾向が続く見込み
つけっぱなしOK?正しい着用方法
ラブブレスは素材が金でできているため、基本的には一日中つけっぱなしでも問題ありません。水への耐性も強く、変色・劣化しにくい特徴があります。
付属のドライバーを使用して開閉する仕様となっており、取り外しには専用のサポートが必要になります。開閉時にはブレスレットの両側にある2つの機能的なビスを使用します。
2022年夏以降、ビスの仕様が変更され、カチカチっとしまるように改良されました。これにより、ビスがゆるみにくい設計になっています。
新しい金具は、ビスが完全に抜けても本体から取れない仕様となっています。この変更により、使用時の安全性が向上しました。
アフターケアについては、正規店でメンテナンスサービスを受けられます。メンテナンス履歴は、将来の売却時に価値を左右する重要な要素となっています。
ビスの仕様変更と新旧モデルの違い
ラブブレスのビス仕様は、これまでに3つのバージョンが存在します。初期の旧金具では、ビスが完全に抜けて取れる仕様でした。
現行の新金具では、ビスが抜けても本体からは取れない設計に変更されています。2022年夏以降は、さらに改良されたカチカチしまる新々金具が導入されました。
留め具の裏側の違いで新旧を見分けることができます。新型は裏側がツルツルしているのに対し、現行型は裏側に2か所の半円状の穴があります。
この仕様変更は、ダイヤなしのノーマルモデルから始まり、ダイヤが4P入ったハーフダイヤモデルや10P入ったフルダイヤモデルも順次変更されていく予定です。
現在は新旧同時並行での販売となっており、定価は両方とも同じ設定となっています。使い勝手に大きな違いはないものの、より安全性を重視した改良といえます。
金種による価格差と経年変化の特徴
カルティエのラブブレスは、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドの3種類の展開があります。各金種で価格設定が異なり、一般的にホワイトゴールドが最も高価です。
イエローゴールドは肌馴染みの良さが特徴で、ピンクゴールドは女性らしい印象を与えます。ホワイトゴールドは上品な印象で人気があり、それぞれの好みに合わせて選択できます。
金価格の上昇と円安の影響を受け、全ての金種で継続的な価格上昇が見られています。また、正規品の金の純度は750(18金)を使用しています。
定期的なメンテナンスによって、長期間美しい状態を保つことが可能です。カルティエのブティックでは、ジュエリーの艶出しサービスなども提供しています。
経年変化については、適切なケアを行うことで価値を維持できます。特に付属品や保証書の保管は、将来の売却時に重要な要素となります。
ダイヤモンドモデルの価格推移と特徴
ダイヤモンドモデルは、4Pのハーフダイヤモデルと10Pのフルダイヤモデルが展開されています。ダイヤモンド付きモデルは、素材価値に加えてデザイン性も高く評価されています。
2022年7月の値上げでは、「LOVEブレスレット ダイヤモンド10個」で184,800円の値上げが実施されました。ダイヤモンドモデルは、通常モデルよりも値上げ幅が大きい傾向にあります。
中古市場では、ダイヤモンドモデルの需要が特に高く、高額での取引が増加しています。ラブリングでもダイヤモンドが入っているモデルは100万円近い買取実績が報告されています。
2024年5月の価格改定では、ダイヤモンドモデルも3~6%の値上げが実施されました。高額商品についても、継続的な価格上昇が続いています。
付属品の有無や商品の状態によって、買取価格に大きな差が出る傾向があります。特にダイヤモンドモデルは、メンテナンス履歴も重要な価値判断の要素となっています。
サイズ選びのポイントと価格への影響
ラブブレスは、手首にしっかりとフィットする設計になっています。サイズ選択は慎重に行う必要があり、実際の着用感を確認することが推奨されています。
サイズは、スモールモデルから通常サイズまで展開があります。2024年5月の価格改定では、スモールサイズのモデルも値上げ対象となりました。
価格は、サイズによって異なりますが、例えばスモールモデルのYGの場合、2024年5月の改定で3%以上の値上げとなっています。
取り外しには専用のドライバーを使用し、サポートが必要となるため、サイズ選びは慎重に行うことが重要です。着け心地は、長期使用を考えると特に重要な要素となります。
カルティエのブティックでは、実際の装着感を確認できるため、初めての購入時には店頭での試着をお勧めしています。
まとめ:カルティエ ラブブレスは値上がり傾向が続く見込み
最後に記事のポイントをまとめます。
- 2022年から2024年にかけて、年に2~3回のペースで定期的な値上げが実施されている
- YGモデルの定価は2021年から2022年の間に15%以上上昇
- 中古市場では過去10年で約3倍の価格上昇を記録
- 2024年5月の価格改定では平均3~6%の値上げを実施
- ビスの仕様が3段階で進化し、最新モデルはカチカチと締まる新機構を採用
- イエロー、ピンク、ホワイトの3種類の金種を展開
- ダイヤモンドモデルは4石と10石の2タイプが存在
- 付属品や保証書の保管が将来の売却価格に影響
- 日本の中古品は丁寧な使用と保管が評価され、世界的に高い評価を獲得
- 円安の影響で海外販売価格が上昇し、国内買取価格も上昇傾向
- 正規店でのメンテナンス履歴が中古市場での評価に影響
- 2024年後半にも値上げの可能性があり、購入を検討する好機
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