ニューバランス996は1988年に誕生して以来、35年以上にわたって愛され続けている定番モデルです。現在では「M996」「CM996」「WL996」など、様々なシリーズが展開されていますが、それぞれに特徴があり、モデルの選び方に迷う方も多いのではないでしょうか。
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このモデルには、USA製とアジア製の違いがあり、価格帯も27,500円から10,890円まで幅広く展開されています。また各モデルで横幅やクッション性、用途なども異なるため、自分に合ったモデルを選ぶことが重要になってきます。
この記事のポイント！
- 996シリーズ全7種類の特徴と違い
- 生産国による違いと価格帯の比較
- 574や880など他モデルとの違い
- 足型に合わせた最適なモデルの選び方
ニューバランス996の種類と特徴を徹底解説！生産国による違いとは
- M996はUSA製の最高級モデル
- CM996は人気No.1のコスパモデル
- WL996は女性向けにシャープな設計
- IZ996とYV996はキッズモデルの違い
- UGB996とFuelCell996はスポーツ特化型
- 価格帯とコスパ比較
M996はUSA製の最高級モデル
M996は996シリーズの原点となるモデルで、アメリカでハンドメイド生産されています。ミッドソールには「ENCAP」と「C-CAP」という2つのクッション素材を搭載し、抜群の履き心地を実現しています。
質の高い素材を使用し、丁寧な作りが特徴で、そのためほかの996シリーズと比べて価格は27,500円と高めに設定されています。
希少価値も高く、スニーカーマニアからの支持も厚いモデルです。上質なスエードとメッシュを組み合わせたアッパーは、高級感のある仕上がりとなっています。
クッション性と安定性を重視した作りで、長時間の着用でも快適に過ごすことができます。シンプルなデザインでありながら、高級感のある佇まいが特徴です。
丈夫な作りで耐久性も高く、長く愛用することができるのも特徴の一つといえます。
CM996は人気No.1のコスパモデル
CM996は、M996のデザインを踏襲しながらも、アジアでの大量生産により価格を抑えたモデルです。価格は16,280円前後で、M996の約半額で購入することができます。
ミッドソールには「C-CAP」のみを搭載していますが、十分なクッション性と軽量性を実現しています。M996ほどの高級感はありませんが、日常使いには十分な品質を確保しています。
カラーバリエーションも豊富で、定番のグレーやネイビーに加え、様々なカラーが展開されています。996シリーズの中で最も多くの人に愛用されているモデルです。
見た目はM996とほぼ変わらないため、コストパフォーマンスの良さから、多くの人に選ばれています。デイリーユースからちょっとしたお出かけまで、幅広いシーンで活躍します。
軽量で履き心地も良く、普段使いのスニーカーとして最適な一足といえます。
WL996は女性向けにシャープな設計
WL996は、女性の足型に合わせて設計されたレディースモデルです。CM996よりも横幅が狭く、よりシャープなシルエットが特徴です。
価格は10,890円からと、996シリーズの中では最もリーズナブルな価格帯となっています。ミッドソールは2層構造で、独自の設計により軽量性を実現しています。
カラーバリエーションも女性向けに展開されており、パステルカラーや淡い色合いのモデルが多く用意されています。ファッションに合わせやすい色展開が特徴です。
女性らしい繊細なデザインでありながら、ニューバランスらしい機能性も備えています。甲の部分のデザインもすっきりとしており、足元をスマートに見せてくれます。
日常使いはもちろん、少しドレッシーなコーディネートにも合わせやすい一足となっています。
IZ996とYV996はキッズモデルの違い
IZ996は0〜4歳向けのベビーモデル、YV996は5〜12歳向けのキッズモデルとして展開されています。どちらも子供の足の成長を考慮した設計となっています。
IZ996は、全体がマジックテープ仕様で、親が着脱させやすい設計になっています。一方YV996は、靴紐の上部がマジックテープになっており、子供自身で着脱できるように工夫されています。
両モデルともC-CAPを搭載し、クッション性を確保。子供の足への負担を軽減する設計となっています。サイズ展開は、IZ996が12.0〜16.5cm、YV996が17.0〜24.0cmとなっています。
IZ996はベビーモデルらしく、大きめのマジックテープと可愛らしいデザインが特徴です。YV996は大人モデルに近いデザインで、ゴム製の靴紐とマジックテープの組み合わせにより、フィット感の調整が可能です。
価格は、IZ996が4,360円から、YV996が4,900円からとお求めやすい設定となっています。
UGB996とFuelCell996はスポーツ特化型
UGB996はゴルフシューズとして開発されたモデルです。靴裏のソールは、芝や土の上でも安定して歩けるように凹凸のある設計となっています。
FuelCell996は、テニス用のシューズとして開発されました。フィット性と通気性、軽量性に優れ、テニスプレー時の動きをサポートする設計となっています。
UGB996はBOAフィットシステムを採用し、ダイヤルを回すだけで簡単に締め付けの調整が可能です。また、軽い雨なら浸水を防ぐ防水性も備えています。
FuelCell996は、HYPOKNITアッパーを採用し、優れたフィット性と通気性を実現。ミッドソールにはFuelCellを搭載し、素早い動きにも対応できる反発性を備えています。
どちらも各スポーツに特化した機能を備えており、日常的な使用には適していません。
価格帯とコスパ比較
996シリーズの価格帯は、用途や生産国によって大きく異なります。最高級モデルのM996は27,500円、人気のCM996は16,280円、レディースモデルのWL996は10,890円となっています。
キッズモデルは、YV996が4,900円から、IZ996が4,360円からとリーズナブルな価格設定です。スポーツモデルは、用途に応じた機能性を備えているため、中間的な価格帯となっています。
コストパフォーマンスの面では、CM996が最もバランスが取れています。M996の半額程度の価格で、十分な品質と履き心地を得ることができます。
WL996は最も手頃な価格で、女性向けに最適化された設計が特徴です。キッズモデルも、子供の成長を考慮した価格設定となっています。
普段使いのスニーカーとしては、CM996がベストバイといえるでしょう。
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ニューバランス996の選び方とモデル別の違いを詳しく解説
- 574との違いは用途とデザイン
- 880との違いはクッション性と横幅
- 旧モデルと現行モデルの違いはカラー展開
- サイズ選びのポイントとフィット感
- 足幅と甲の高さによる選び方
- まとめ：ニューバランス996の違いと選び方10のポイント
574との違いは用途とデザイン
996と574は、デザインや用途に大きな違いがあります。996はオンロード用に開発され、アスファルトなどの舗装された道路での使用に適しています。
一方574は、オフロード用に開発されており、靴底に深い凹凸があるのが特徴です。不安定な足場でも歩きやすい設計となっています。
デザイン面では、996の方がよりシャープなシルエットを持ち、SL-1という細身の木型を採用しています。574は丸みを帯びたフォルムで、SL-2というやや幅広の木型を使用しています。
ミッドソールの構造も異なり、574はENCAPを搭載し安定性を重視。996はC-CAPを採用し、軽量性とクッション性のバランスを取っています。
街中での使用なら996、アウトドアでの使用なら574が適しているといえるでしょう。
880との違いはクッション性と横幅
996と880の最も大きな違いは、横幅の作りにあります。996は全体的に細身な作りなのに対し、880は幅広の設計となっています。
クッション性については、880の方が優れているとされています。しかし996も十分なクッション性を備えており、日常使用には問題ありません。
996は軽量性に優れており、880と比べると軽やかな履き心地です。カラーバリエーションも996の方が豊富で、ファッション性も高いといえます。
880はウォーキングシューズとしての性能を重視したモデルで、996は汎用性の高いカジュアルスニーカーとしての位置づけとなっています。
足幅が広い方や、外反母趾傾向のある方は880、標準的な足幅の方は996がおすすめです。
旧モデルと現行モデルの違いはカラー展開
996の旧モデルと現行モデルの主な違いは、カラーデザインの展開にあります。素材や基本的な機能性については、大きな変更はありません。
新色のカラーが登場するタイミングで、それまでの「現行モデル」が「旧モデル」となります。両者の品質に差はないため、好みのカラーを選んで問題ありません。
価格面では、旧モデルの方が若干安価になることがあります。ただし、人気カラーは旧モデルでも品薄になりやすい傾向にあります。
デザイン面での大きな変更はないため、旧モデルと現行モデルの見分けは、主にカラーバリエーションで判断することになります。
新色を求めるなら現行モデル、定番カラーでコストを抑えたいなら旧モデルを選ぶのがよいでしょう。
サイズ選びのポイントとフィット感
996は全般的にシャープな作りで、横幅が細めの設計となっています。そのため、通常のサイズよりもワンサイズ上を選ぶことをおすすめします。
特に足幅が広い方や、外反母趾傾向のある方は、試着してからの購入が望ましいでしょう。また、子供用モデルは成長を考慮したサイズ選びが重要です。
996のレディースモデルであるWL996は、さらに細身の設計となっています。女性の足型に合わせて作られていますが、甲高の方は少し大きめサイズを検討するとよいでしょう。
キッズモデルのYV996は17.0〜24.0cm、ベビーモデルのIZ996は12.0〜16.5cmのサイズ展開となっています。子供の足のサイズは変化が早いため、余裕をもったサイズ選びが推奨されます。
サイズ選びの際は、普段履いている靴のサイズを参考にしながら、少し大きめを選ぶのが無難です。
足幅と甲の高さによる選び方
996シリーズの中でも、モデルによって足幅と甲の高さに違いがあります。CM996は標準的な作りですが、横幅はやや細めです。
WL996は女性向けにさらにスリム化されており、横幅が最も狭いモデルとなっています。一方で、甲の部分は十分な高さがあり、マジックテープで調整可能です。
キッズモデルのYV996とIZ996は、子供の足の成長を考慮した設計となっています。ゆとりのある作りで、着脱もしやすい仕様です。
足幅が広い方は、996シリーズ以外の880や574などの検討も視野に入れると良いでしょう。これらのモデルは、より幅広な設計となっています。
甲高の方は、マジックテープで調整可能なモデルを選ぶことで、快適な着用感を得られます。
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まとめ：ニューバランス996の違いと選び方のポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- 996は7種類のモデルが存在し、各々特徴がある
- M996はUSA製で最高級、価格は27,500円
- CM996はアジア製で最もポピュラー、価格は16,280円
- WL996は女性向けの細身設計、価格は10,890円
- IZ996は0-4歳用、YV996は5-12歳用のキッズモデル
- UGB996はゴルフ用、FuelCell996はテニス用
- 574と比べてオンロード向きで細身なデザイン
- 880と比べて軽量だが横幅は狭め
- 旧モデルと現行モデルはカラー展開が主な違い
- サイズは通常よりワンサイズ上を推奨
- 足幅が広い場合は880や574を検討
- 甲高の場合はマジックテープ付きモデルが適している
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