エッティンガーの財布を検討しているけれど、「ダサい」という評価を目にして気になっている方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、1934年創業の英国老舗レザーブランド「エッティンガー」について、本当にダサいのかどうかを詳しく解説していきたいと思います。
エッティンガーは1996年にチャールズ皇太子より英国王室御用達の称号を授かった由緒正しいブランドです。ブライドルレザーやカーフレザーなど上質な素材を使用し、スーツの内ポケットに収まりやすい薄型設計が特徴的。20代後半から40代を中心に支持を集めています。
この記事のポイント!
- エッティンガーの歴史と英国王室との関係性
- ブランドを代表する革素材の特徴と魅力
- 各シリーズの特徴と選び方のポイント
- 販売店舗や購入時の注意点
エッティンガーはダサいのか?英国王室御用達ブランドの実力を徹底検証
- 英国王室御用達の老舗レザーブランドとして高い評価
- エッティンガーの財布は20代後半〜40代がメインターゲット
- 英国御三家の中で最も丁寧な縫製と品質を誇る
- エッティンガーらしい上品なツートンカラーが魅力
- スーツに合わせやすい薄型設計が特徴
- トニー・ブレア元首相も愛用した実績あり
英国王室御用達の老舗レザーブランドとして高い評価
エッティンガーは1934年に創業した英国の高級レザーグッズメーカーです。代々英国軍の裁縫職人であったエッティンガー家によるファミリー企業で、現在も創業者の長男が代表を務めています。
1996年には英国チャールズ皇太子より王室御用達の栄誉である「ロイヤルワラント」を授与されました。この称号は5年以上にわたり定期的に製品を納品し続け、品質や価格などの厳しい審査をクリアする必要があります。
ロイヤルワラントは5年に1回の更新審査があり、質の低下などの問題があれば即座に称号を失うことになります。エッティンガーはその後も称号を維持し続けており、品質の高さが証明されています。
英国の革ブランドには他にホワイトハウスコックスやグレンロイヤルがありますが、エッティンガーは最も格式が高く、しっかりとした革製品を作るブランドとして認識されています。
現在も英国バーミンガムの工場で”Made in England”にこだわった製造を続けており、伝統的な技術と品質を守り続けています。
エッティンガーの財布は20代後半〜40代がメインターゲット
エッティンガーの主なターゲット層は20代後半から40代の男性です。特に30代のビジネスマンからの支持が高く、スーツスタイルに合わせやすい製品として評価されています。
一般的なファッションブランドの財布とは一線を画す、本格的なレザーグッズとしての魅力があります。ビジネスシーンで活躍する男性に選ばれている理由は、その上質で品格のある製品づくりにあります。
シンプルなデザインで主張しすぎない点も、ビジネスマンに好まれる理由の一つです。ただし、おしゃれに気を使わない方には向かない可能性があります。
価格帯は28,000円から90,000円程度で、高品質な財布ブランドの中では比較的手の届きやすい価格設定となっています。これから社会人になる方へのギフトとしても人気があります。
価格以上の価値を感じられる品質の高さは、長年にわたって支持されている理由の一つと言えるでしょう。
英国御三家の中で最も丁寧な縫製と品質を誇る
エッティンガー、グレンロイヤル、ホワイトハウスコックスは「英国御三家」として知られています。3社とも「ブライドルレザー」と呼ばれる硬くて耐久性の高い牛革を使用していますが、その中でもエッティンガーは最も丁寧な縫製と品質を誇ります。
エッティンガーの製品は、革の端のスキの薄さや額縁の細さに繊細さが感じられます。英国製の革製品は一般的に丈夫さを重視する傾向がありますが、エッティンガーは日本製なみの繊細な仕上がりを実現しています。
品質の高さは価格にも反映されており、二つ折り財布の価格を比較すると、エッティンガーが57,200円、ホワイトハウスコックスが46,200円、グレンロイヤルが39,600円となっています。
エッティンガーの特徴は、単なる丈夫さだけでなく、上品さと繊細さを兼ね備えている点です。英国製の中でも特に日本的な緻密さと品質の高さを求める方には、最適な選択肢と言えます。
多くのレザーブランドが日本製や海外生産にシフトする中、今なお英国での製造にこだわり続けているのも、エッティンガーならではの特徴です。
エッティンガーらしい上品なツートンカラーが魅力
エッティンガーの財布は、外装と内装で異なる色を組み合わせたツートンカラーが特徴です。特にスターリングコレクションでは、イギリスの紙幣からインスピレーションを得た配色を採用しています。
ブラックの外装に、パープル、レッド、ターコイズ、オレンジなどの内装を組み合わせた鮮やかな配色は、エッティンガーならではの個性となっています。特にパープルは英国王室のテーマカラーとして知られており、気品ある雰囲気を演出します。
また、ブライドルハイドコレクションでは、エッティンガーのアイコンとも言えるイエローカラーの内装が特徴的です。パネルハイド(馬の鞍の背中に当たる部分の革)を使用したこの内装は、使い込むほどに味わい深い経年変化を楽しむことができます。
内装のアクセントカラーは、会計時などに財布を開いた際のさりげないアピールポイントとなります。スーツのスタイリングで遊び心を出すように、財布でも上品な個性を主張できる点が魅力です。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、グレー、ネイビー、ブルー、ブラウン、オリーブ、ワインなど、幅広い選択肢から好みのものを選ぶことができます。
スーツに合わせやすい薄型設計が特徴
エッティンガーの財布は、極限まで薄さを追求した設計が特徴です。特にコートウォレットと呼ばれるシリーズは、スーツの胸ポケットに収納することを想定して作られています。
最も薄い部分で7mm、折り返し部分でも1cmを切る薄さを実現しており、スーツのシルエットを崩すことなく持ち運ぶことができます。この薄さは、革を極限まで薄く削ぎ落とすことで実現されています。
小銭入れを省略したり、マチを無くしたりすることで、薄さを追求しながらも収納力は確保。カードポケットの配置を工夫することで、カードを8枚入れても財布の厚みにほとんど影響が出ないよう設計されています。
また、マチがないことで、収納したお札が折り返しに当たってよれてしまうことがなく、新札を綺麗な状態で保管することができます。シンプルな構造でありながら、使い勝手の良さも考慮されているのです。
薄型の財布は見た目の美しさだけでなく、実用性も兼ね備えています。オーナーのライフスタイルに合わせた設計は、エッティンガーの財布が支持される理由の一つと言えるでしょう。
トニー・ブレア元首相も愛用した実績あり
イギリスのトニー・ブレア元首相がエッティンガーの製品を愛用していたことが確認されています。また現在のチャールズ3世も愛用者として知られています。
エッティンガーの財布選びで押さえるべきポイント
- ブライドルレザーとカーフレザーの2種類から選択可能
- 人気のロイヤルコレクションはパープルが特徴的
- スターリングシリーズは英国紙幣をイメージした配色
- 定番のブライドルハイドコレクションはイエロー内装が象徴的
- エッティンガーの銀座店で直接商品を確認可能
- まとめ:エッティンガーはダサくない、むしろ英国らしい気品が魅力
ブライドルレザーとカーフレザーの2種類から選択可能
エッティンガーの財布は、主にブライドルレザーとカーフレザーの2種類から選ぶことができます。ブライドルレザーは馬具用として開発された厚く堅い革で、耐久性に非常に優れています。
ブライドルレザーには「ブルーム」と呼ばれる白い粉が浮き出ることがあります。これはロウが浮き出たもので、使い込むことで革に馴染み、艶のある質感へと変化していきます。
一方、カーフレザーは生後6か月以内の仔牛の革を加工した素材です。表面が非常になめらかで、やわらかい手触りが特徴。柔軟性に優れているため、硬い革が苦手な方でも使いやすくなっています。
エッティンガーのカーフレザーは、クロムなめしが施されているため、柔らかさを保ちながらも耐久性も確保。革本来の質感を楽しみたい方におすすめです。
その他にも、ゴートレザー(ヤギ革)を使用したカプラコレクションも展開しています。軽量で丈夫、かつ型崩れしにくいのが特徴です。
人気のロイヤルコレクションはパープルが特徴的
ロイヤルコレクションは、スターリングシリーズの中でも特に人気の高いラインです。英国王室のテーマカラーであるパープルを内装に採用し、格調高い雰囲気を演出しています。
このコレクションは、外装にブラックを採用し、内装にロイヤルパープルを配した組み合わせが特徴的。上品な紫色が豪華さを醸し出し、大人の男性にふさわしい佇まいを見せています。
スターリングシリーズ全体では、パープルの他にレッド、ターコイズ、オレンジなどのカラーバリエーションがありますが、ロイヤルコレクションは王室との関連を感じさせる特別なラインとして位置づけられています。
エッティンガーはロイヤルワラントを授与されているブランドですが、このロイヤルコレクションは、その称号にふさわしい品格を備えています。
収納力も十分で、カードポケットやお札入れなど、必要な機能はしっかりと確保されています。
スターリングシリーズは英国紙幣をイメージした配色
スターリングシリーズは、イギリスの紙幣のインクカラーからインスピレーションを得た配色が特徴です。内装には鮮やかなカラーが使用され、英国らしい遊び心が感じられます。
外装はブラックを基調としながら、内装にパープル、レッド、ターコイズ、オレンジといった鮮やかな色を組み合わせています。これは英国紙幣の色使いを意識したもので、伝統と革新を併せ持つデザインとなっています。
スターリングシリーズの革素材には、やわらかく繊細な手触りのカーフレザーを採用。表面がなめらかで、上品な質感を楽しむことができます。
カードポケットや小銭入れなどの収納も使いやすく設計されており、機能性も十分に確保。デザイン性と実用性を両立させています。
スターリングシリーズは、英国の伝統とモダンさを兼ね備えた魅力的なコレクションとして支持を集めています。
定番のブライドルハイドコレクションはイエロー内装が象徴的
ブライドルハイドコレクションは、エッティンガーの代表的なラインです。外装には耐久性に優れたブライドルレザーを使用し、内装にはブランドのアイコンとも言えるイエローカラーのパネルハイドレザーを採用しています。
パネルハイドレザーとは、馬の鞍の背中に当たる部分の革のことで、使い込むほどに独特の経年変化を楽しむことができます。内装のイエローは、使用とともに濃い色味へと変化していくのも特徴です。
外装カラーは、ブラック、グレー、ネイビー、ブルー、ブラウン、オリーブ、ワインなど、豊富なバリエーションを展開。ビジネスシーンでも使いやすい落ち着いた色調が揃っています。
堅牢な作りながら、エッティンガー独自の技術により極限まで薄く仕上げられているのも特徴。スーツの内ポケットに入れても型崩れの心配が少なく、長く愛用できます。
定番ラインとして長年支持されてきた実績があり、革製品としての確かな品質を求める方に特におすすめです。
エッティンガーの銀座店で直接商品を確認可能
東京メトロ銀座駅から徒歩数分のところに、エッティンガーの直営店があります。店舗は間口が狭く、こじんまりとした造りですが、英国らしい格式高い趣のある空間となっています。
銀座店では、エッティンガーの商品を直接手に取って確認することができます。革の質感やカラーバリエーション、収納性などを実際に確かめられるのが大きなメリットです。
ただし、並行輸入品を購入した場合は、直営店でのアフターサービスを受けられない可能性があります。正規のアフターサービスを希望する場合は、並行輸入品の購入は避けた方が安全でしょう。
定期的なメンテナンスも重要で、月に1回程度のケアが推奨されています。表面の汚れやホコリを馬毛ブラシで落とし、専用クリームを塗布して乾燥によるひび割れを防ぐことで、長く美しい状態を保つことができます。
エッティンガーの公式サイトでは、レザーバームやクロスなどのケア用品も販売されているので、合わせて検討するとよいでしょう。
まとめ:エッティンガーはダサくない、むしろ英国らしい気品が魅力
最後に記事のポイントをまとめます。
- エッティンガーは1934年創業の英国老舗レザーブランドである
- 1996年に英国王室御用達の称号を獲得し、現在も保持している
- 英国御三家の中で最も丁寧な縫製と品質を誇る
- ブライドルレザーとカーフレザーの2種類の革素材から選択可能
- スターリングシリーズは英国紙幣をイメージした特徴的な配色が魅力
- ロイヤルコレクションは王室カラーのパープルを採用した人気ライン
- ブライドルハイドコレクションはイエロー内装が象徴的な定番シリーズ
- スーツに合わせやすい薄型設計が特徴的
- チャールズ3世やトニー・ブレア元首相も愛用の実績あり
- 20代後半から40代のビジネスマンに特に支持されている
- 銀座店では商品を直接確認可能
- 月1回程度の定期的なケアで長く美しく使用可能
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